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HOME > クルーズQ&A > クルーズで船酔いはしませんか?
CRUISE最新号

クルーズQ&A

質問クルーズで船酔いはしませんか?

「絶対しません」とは言い切れません。
船酔いが心配な方は、船やエリアをうまく選ぶことによって、その心配を気苦労で終わらせることができます。


巨大な船を選べば揺れない?!

例えば、船。船は大きくなればなるほど、揺れません。現在、世界で一番大きい船は5,000人乗り、大型リゾートホテルが1つ移動しているようなものですから、小さ目の船と比べるとぐんと揺れにくくなります。「揺れが心配」という方は1〜3万トンの船ではなく、10万トン以上の船を選んで乗ってみてください。

小さ目の船でも、「フィンスタビライザー」というオールのようなものが、船体の中央(海の下の見えない部分)から横に出ていて、波やうねりからの影響を抑えるので、揺れにくくなっています。

世界最大の「アリュール・オブ・ザ・シーズ」世界最大の「アリュール・オブ・ザ・シーズ」。大型の客船なら天候が悪くても揺れは少ない

フィンスタビライザー(横揺れ防止装置)
船体に収納されているフィンスタビライザー(横揺れ防止装置)が羽のように水中に出て、揺れを防ぎます
どこに行くかによっても船の揺れは違う!

同じ8万トンの客船でも、クルーズするエリアや季節によって揺れ方が違います。

日本であれば瀬戸内海、海外であればカリブ海のようなところは、島々に囲まれ年間を通して穏やかな海なので、船酔いに悩まされることはないでしょう。

夏限定になりますが、スカンジナビアの国々やロシアをめぐるバルト海クルーズは大陸に囲まれているので、比較的揺れにくいです。またアラスカクルーズも大陸と島々が連なる間を航行していきますので、揺れが少ないといわれています。

では揺れやすいエリアはどこでしょう。世界遺産に登録され、ますます人気が出ている小笠原クルーズは太平洋のど真ん中にぽつんとある島ですので、天候によっては揺れることもあります。太平洋や大西洋を航く場合はもう天候次第。あとは海峡を通るクルーズはどうしても海峡の流れゆえに、揺れやすくなります。地中海から大西洋に出るジブダルタル海峡や南極へ向かうドレーク海峡など……。このあたりは、「少しくらい揺れないとクルーズじゃない」という強者の方向けですね。

ドレーク海峡
南極のドレーク海峡は別名「魔の海峡」と呼ばれ、荒れるので有名!
季節を選べば揺れないエリアもある!

地中海クルーズは相変わらず人気が高く、最近は通年で運航している船もあります。春から夏はハイシーズンで若干料金が高いですが、酔いが不安な方は海が荒れないこのシーズンを選びましょう。よほど気候が崩れない限り船が揺れることはありません。秋から冬にかけて地中海は荒れることが増えていってしまいます。

このように船酔いが気になる方は大きめの船で、揺れにくいエリアを揺れにくいシーズンにめぐるのが得策です!
地中海クルーズ
地中海クルーズは春〜夏は穏やかで船も揺れにくいといわれています
客室の場所選びも意外に重要!
船やエリアだけではありません。客室の位置も重要なポイントです。同じ船の中でも揺れを感じにくいのは、船の中央で下のフロア。スイートルームなどは船首、船尾などを除いて、船の中央にありますが、フロアは上のほうにあります。船酔いに弱い方には、広くて快適な高い客室を選ばず、わざと下のほうのフロアに位置する下級客室をリクエストすることもあるそうです。船の中央にある客室というのは利便的にも人気が高いので、リクエストがすべて通るわけではありませんが、希望を伝えてみるのもいいですね!
船が揺れ始めたら……

気を付けて船やエリアやシーズンを選んでも、海という自然をコントロールすることはなかなかできません。船が揺れ始めそうになったら、腹をくくりましょう。

なるべく船酔いを最低限に抑える方法をご紹介します。

船のレセプションでもらえる酔い止め(買う場合もあり)の薬をもらい、早めに飲んでベッドに横になるのです。横になった姿勢のほうが船酔いが悪化しません。酔い止めは眠気も伴うので、夢の中でやり過ごすことができます。

妊婦さんがつわりのときに着けることもあるという「シーシックベルト」(空港や旅行関係のお店、船内で買えることも)は、手首のまわりにあるツボを刺激して酔いを止めるといわれています。

シーシックベルト
手首に巻くリストバンドにツボ押しがくっついた「シーシックベルト」

長時間飲まず食わずだとかえって船酔いがひどくなる場合もありますので、ルームサービスで軽い食べ物をオーダーしたり、水分をしっかりと取りましょう。

船で働くクルーの多くも最初は船酔いに苦しんだ体験があります。相談すれば、「リンゴとクラッカーが効くよ」「ジンジャーエールがお勧め」など、対処療法を教えてくれることがあります。

ちなみに一番確実に効くといわれているのは、アメリカのノバルティス社製、「Transderm-V」という耳の後ろに貼るパッチ薬。日本では手に入らず、アメリカなどで病院の処方箋があれば手に入ります。のどが渇くという副作用がありますが、かなりの効き目で荒れた海をゆくヨットマンたちも愛用しています。日本でも処方されるようになる日が早く来るとよいですね。

絶望的な船酔いでなければ、客室を出て、見通しがよい広めのパブリックルームに行き、海や景色を見ながら気分転換してみてはいかがでしょう。

Transderm-V
海外で「Transderm-V」を入手すれば怖いものなし
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