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HOME > 特集INDEX > 創業175周年特別企画 伝説の船会社、キュナード
今年、創業175周年を迎えるキュナード・ライン
創業175周年を迎えるキュナード・ライン
今年、創業175周年を迎えるキュナード・ライン。
さまざまな歴史を乗り越えながらも不動の人気を維持するキュナードの 「伝説」と「未来」を紹介しよう。
(文=藤原暢子)
キュナードが
キュナードである理由
その1 英国王室との深い絆

創設者のサミュエル・キュナードはカナダ人であったが、英国の王立郵便運送を行う定期船の契約を取得。クリミア戦争などにキュナードの船隊を派遣した。キュナード氏は英国より爵位を得、キュナード社は英国を代表する船会社となる。新造船に王室専用のスイートを造るなど、王室との関係は深まり、1934年に初めて英国女王「クイーン・メリー」の名を冠した船の就航を許された。以後、ロイヤル・ファミリーが船の命名を行うようになる。

船内にはロイヤル・ファミリーの肖像画があちこちに。エリザベス女王の銅像も
船内にはロイヤル・ファミリーの肖像画があちこちに。エリザベス女王の銅像も
その2 今なお残る厳格な等級制
客船では誰もがどの施設も平等に使える「モノクラス」が一般的。キュナードの船は創業当初から客室のランクにより、上から「クイーンズ・グリル」「プリンセス・グリル」「ブリタニア・クラブ」(※)「ブリタニア・レストラン」と4つのクラスに分かれる。クイーンズとプリンセスのグリルクラスでは、専用のラウンジやテラスが利用可で、他のクラスの乗客は立ち入り禁止。王室関係者や著名人が多いキュナードならではの差別化だ。
※クイーン・ヴィクトリアを除く
グリル・クラス専用ラウンジ
グリル・クラス専用ラウンジ。ほかのクラスの乗客は入ることができない
その3 ホワイトスター・サービス

「タイタニック」を所有していたホワイトスター・ラインは、1934年にキュナードに吸収合併された。その後、ホワイトスターの名は消えたが、同社の質の高い「ホワイトスター・サービス」はキュナードに引き継がれている。「お客さまおよび同僚に常に敬意を持って接すること」「お客さまのリクエストにはノーと言わないこと」「乗務中の船とサービスについて常に学ぶこと」など10カ条を記載したカードを船長以下乗組員全員が携帯し、バッジも着用。

ホワイトスター・サービス
名札上の黒い四角のものが「ホワイトスター・サービス」のバッジ
その4 現在も続く大西洋横断

19世紀はまさに欧州から新大陸・米国への移民時代。何社もの船が大西洋横断のスピードを競っていた。キュナードが1907年にデビューさせた「モーレタニア」は22年間にわたって、最速の船に与えられる栄誉、ブルーリボンを保持していた。その後、航空機の発達により大西洋横断の定期航路は終焉を迎えたが、「クイーン・メリー2」だけが、現在もひと月に1往復以上の割合で、現在も大西洋横断クルーズを行っている。

「モーレタニア」の模型
大西洋横断の華だった「モーレタニア」の模型(引退前のQE2船内にて)
その5 英国らしさと常なる革新

天井の高いボールルームでのダンス、ハープ演奏を聴きながらの優雅なアフタヌーン・ティー、陸上の劇場顔負けのミュージカル上演など、英国らしい船旅を体験できるキュナードだが、実はディスコに最新のスパ、カジノ、数々のレストランにバーなど、アクティブな施設も完備(しかも船内の技術は最新)。3隻の女王は「世界一周」だけでなく、多彩なエリアや日程、誰もが参加しやすいコースや、特別なイベントを次々と企画している。

伝統的なアフタヌーン・ティー
午後の楽しみはクイーンズルームでの伝統的なアフタヌーン・ティー
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