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HOME > 特集INDEX > ボイジャー・オブ・ザ・シーズ 香港まで飛んで5泊6日! さまざまな文化に触れ パワーをもらえる香港発着
ボイジャー・オブ・ザ・シーズ(ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)
ボイジャー・オブ・ザ・シーズ(ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)
(写真・文=粟屋千春)
取材協力=ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

湿り気を帯びた空気が肌にからみ、頭上からは強い日差しが照り付けていた。そんな香港特有の気候の中、カイタック・クルーズ・ターミナルには、巨大な一隻がたたずんでいた。昨年のゴールデン・ウィークに横浜発着クルーズに乗船して以来の、「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」だ。

同船が停まっているカイタック・クルーズ・ターミナルにはかつて、ビルの合間をぬって飛行機が着陸することから、「世界一スリリングな空港」と言われたカイタック空港があった。それがいまや世界最大客船が2隻停泊できる大規模なクルーズ・ターミナルに生まれ変わった。今後は周辺にホテルが続々と建設される予定で、アジアクルーズのハブを目指しているという。ボイジャー・オブ・ザ・シーズもこの港を拠点に10月までベトナムや台湾をめぐるクルーズに就航する。

乗船手続きを済ませて船内に入り、ランチにビュッフェ・レストランの「ウィンジャマー・カフェ」に向かう。レストランは大勢の乗客が集い、はち切れんばかりのにぎやかさだ。そのパワーに圧倒され、さっそく香港発着クルーズの洗礼を浴びた気がする。

今クルーズは全乗客3400人のうち、中国人乗客が半数以上を占めている。彼らのテーブルには多くの皿が並び、まるで円卓を囲んで中国料理を食べるときのようににぎやかだ。クルーズだから上品に振る舞わなければと身構えることはない。船上でも日常のまま、のびのびと過ごしている。同じ客船でも、日本発着クルーズの時とは雰囲気がずい分と違う。

ちなみこれは後日クルーズの日程が過ぎてからわかったことだが、中国人乗客には、意外なことにメイン・ダイニングよりもビュッフェ・レストランが人気が高いようだ。気兼ねなく楽しめるからだろうか。逆にメイン・ダイニングではゆったりと食事を楽しめた。
カイタック・クルーズ・ターミナルからは予定時刻より30分も早く出航した。そのためかデッキでくつろいでいた人々は、5日間の船旅の始まりの瞬間を逃すまいと、手すりから身を乗り出すようにカメラを構えていた。

龍が舞い、広東料理が並ぶ

出航すると、プールデッキではセイルアウェー・ダンス・パーティーがスタート。映画『マダガスカル』に登場するライオンやカバなどのキャラクターとスタッフが音楽に合わせてリズミカルに踊り、ロイヤル・カリビアンの客船らしく盛り上がる。見ているこちらも思わず体が動き出す。暑かったのでドリンクを片手にパーティーを楽しむ乗客の姿も多い。

夜7時45分からはロイヤル・プロムナードでドリームワークスのキャラクターが登場するパレードが行われた。次々に登場するキャラクターにわっと歓声が上がり、多くの乗客が手を振っている。身を乗り出しながらパレードの様子をカメラに収める人も。パレードの終盤に中国風の音楽に合わせて龍が舞うように現れ、香港発着クルーズらしさが感じられるシーンもあった。

ディナーは3層吹き抜けのメイン・ダイニングで。中央に巨大なシャンデリアがあり、大型客船らしい華やかかつスケールの大きいダイニングだ。メニューは洋食に加え、香港発着ということで、広東料理の有名店「新斗記」の前菜2品、メイン2品がラインナップされていた。チキンライスをオーダーしてみたが、ネギやショウガが入ったタレ付きで、本格的な味わい。メイン・ダイニングの各テーブルには醤油、黒酢、サンバル(インドネシア風チリソース)が置いてあり、好みの味にアレンジできるのもアジア人乗客に配慮した心遣いだろう。

香港発着の5日間クルーズでは、ニャチャン、チャンメイというベトナムの2つの都市に寄港し、終日航海日も2日設定されている。香港に前泊すれば、乗船前の香港、寄港地のベトナム、そして船上生活も楽しめる、いわば一度で3回おいしい旅となる。

乗船の翌日はさっそく終日航海日だった。乗客は皆、船内で思い思いの時間を楽しんでいる。印象的だったのは、デッキ7のライブラリーで終日麻雀が行われていたこと。日本発着の時は割と閑散としていた施設だったが、今回は「カチャカチャ」という牌の音が絶えず聞こえてきた。加えてこの日は夕方からフォーマルナイトだったのだが、カジュアルな服装の人も多く、これも日本発着との相違点だと感じた。

 

 

デッキでのダンス
麻雀ルーム
にぎやかなダンスの時間
麻雀に興じる空間も

乗客の多くがダンスに積極的。デッキでのダンスの時間も、クルーのステップをまねてノリノリで楽しんでいた。ライブラリーが麻雀ルームに変わっていたのもこのクルーズの特徴。牌を握る乗客には女性も少なくない。
パレード
シュレック
香港発着らしいエンタメ
盛り上がるショー

パレードには真っ赤な龍が踊りながら登場、エキゾチックな雰囲気に。おなじみのキャラクター「カンフーパンダ」にも大きな歓声が上がっていた。もちろんシュレックなどRCIおなじみのキャラクターも登場した。
Madagascar, Kung Fu Panda, Shrek and all related
propertiesTM and ©2016. Dreamworks Animation L.L.C.

広東料理
アジア人向きの広東料理
メイン・ダイニングのメニューには毎日広東料理が並び、お米が添えられていた。野菜なども比較的多め。クルーズに醤油は欠かせないという人もこのクルーズなら持参不要だ。
ルームサービス
ゆったりとバルコニーで朝食を
ビュッフェが人気で多くの人が集まるため、ゆったり食事したいときはルームサービスがおすすめ。朝食は定番メニューが無料で楽しめる。バルコニーがあればそこに運んでもらえる。
フローライダー
夏季の香港発着クルーズは日差しが強いため、水遊びがおすすめ。「フローライダー」で転んで濡れるのもまた心地よし
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