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HOME > 特集INDEX > 酒田港からたどる やまがたの魅力探訪
豪勢さにも情緒が薫る
北前船の港町をゆく

日本の海運を担った北前船の寄港地・酒田は、「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落」が文化庁の日本遺産に登録された。

市内の街歩きで、豪商や旧廻船問屋の邸宅をめぐれば、しばし往時にタイムスリップした気分だ。かつて船主たちが集った料亭を改装した「相馬樓」。ここで酒田舞娘が演舞を披露する『酒田甚句』は、「♪さすが酒田は大湊 千石万石 横付けだんよ」とうたう。ちなみに今や16万トンも横付けだ。
酒田三十六人衆として町年寄も務めた廻船問屋・旧鐙屋(あぶみや)は、井原西鶴の『日本永代蔵』にも記された大商店。町屋造りの通り庭に面して十間余の座敷・板の間が並び、酒田に船が着くたび、人や預かり荷であふれたという来し方を彷彿とさせる。

街歩きをしながら感じるのは、豪勢でいて、どこかはんなりとした雰囲気。それも北前船が運んできた京・上方の文化の一端なのだ。さらに、文化を慈しむ余裕の背景には米どころ庄内ならではの豊かさ、大らかさがあったのだろう。豊かな自然に恵まれた山形は四季を通して食材の宝庫でもある。魚介や果物など、山形ならではの旬の“うまいもの”を味わいたい。

町政に貢献した廻船問屋
旧鐙屋
北前船で財をなした廻船問屋の店舗と家屋。その繁栄ぶりは井原西鶴『日本永代蔵』にも描かれた。荷主などをもてなした台所の様子も再現されている。
日本海と庄内の味に
にぎわう複合市場

みなと市場・さかた海鮮市場
旬の魚介類、果物や野菜、地酒、土産物などを扱う店が集合。海鮮丼や酒田のラーメンなどの食事処もある。まぐろ専門店では、かぶとが丸ごと登場する驚きの名物メニューも。
酒田の蔵元7社の地酒が楽しめる
土蔵造り倉庫とケヤキ並木は
記念撮影の名所

山居倉庫
1893年に建造された米の保管倉庫で、いまも現役。日除け・風除けとなるケヤキ並木と倉庫の風景は酒田のシンボル的存在。観光物産館「酒田夢の倶楽(くら)」を併設。
復元された料亭で酒田舞娘の演舞を
相馬樓
北前船の時代、船主や豪商たちの宴席の場となった料亭「相馬屋」を修復。2階の大広間では酒田舞娘の実演と食事が楽しめる。蔵座敷もある館内の造りや紅花で染めた畳など凝った意匠も見どころ。
藩主酒井家が宿泊した本間家の別邸も
本間美術館
豪商・本間家の別邸。重要文化財や美術品を数多く収蔵・展示。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン二つ星の庭園「鶴舞園」には、北前船で運んだ各地の銘石が配されている。
2体の即身仏が安置された寺
海向寺
湯殿山信仰を伝承する寺。すさまじい修行を積んだ忠海上人(ちゅうかいしょうにん)、円明海上人(えんめいかいしょうにん)の即身仏が奉安され、拝観できる。2体の即身仏が祀られているのは、全国でもここだけ。
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