2022年日本発着実施予定の外国客船たち
/プリンセス・クルーズ
その客船のスペックと実施するクルーズをダイジェストで紹介しよう。
第1回目はプリンセス・クルーズを取り上げる。
構成=クルーズ編集部
日本の各都道府県に発令されていた緊急事態宣言などが解除され、クルーズ業界は少しホッとした感があった。クルーズの予約も、これまでに比べてすでに上向きだという旅行会社もあるようだ。
クルーズはほかの旅行形態に比べてスケジュールの発表が早い。すでに2022年に日本発着クルーズを発表している船会社も多く、今特集はそんな客船の顔ぶれをまとめた。第1回目はプリンセス・クルーズを紹介しよう。
コロナ禍の影響を受けたクルーズ業界だが、落ち着けば活況を呈すだろうというのは、各社のスケジュールを見ても感じられる。通年で日本発着を行っていた「ダイヤモンド・プリンセス」は2022年も通年で日本に配船、加えて早くも2023年のスケジュールを発表している。
● 非接触を実現する新デバイスを導入
● 高品質なサービスを手頃な代金で提供
● 日本人が心地よいサービスと施設
「ダイヤモンド・プリンセス」が再び日本に帰ってくる。4月から11月まで29本を予定、例年通りの大規模な設定だ。5泊〜10泊の日程で横浜発着が多いが、神戸発着で沖縄・台湾をめぐるコースも。
同船を擁すプリンセス・クルーズは近年「オーシャン・メダリオン」というメダル型の端末の導入を進めてきたが、このたび同船にも導入された。メダル型端末自体はクルーズ料金に含まれており、これを利用することで客室ドアが自動的に開いたり、ドリンクや食事を船内の指定した場所に届けてもらえたりする。チェックインや船内プログラムの確認にも有効で、接触や三密を避ける画期的なデバイスになりそうだ。
加えて高速Wi-Fiも導入、ドリンク・パッケージやチップも含まれるパッケージ「プリンセス・プラス」を選択すれば、この高速Wi-Fiを無制限で利用可能。洋上でのワーケーションもかないそう。高品質なサービスを手頃な代金で提供する同社らしいサービスだ。
日本式の露天風呂や「海(Kai)寿司」、そして日本語でのサービスなど、日本人に心地よいサービスは、2022年も健在だろう。
船名:ダイヤモンド・プリンセス
(プリンセス・クルーズ)
就航年:2004年
総トン数:11万5906トン/乗客定員:2,706人
全長:290メートル/全幅:37.5メートル
※今特集は2021年10月1日現在の情報を元にまとめました。クルーズの詳細や実施状況など、今後の状況により変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。
■プリンセス・クルーズ公式サイト