〈PR〉クイーン・エリザベスに日本で乗るべき3つの理由
予定している「クリーン・エリザベス」。世界の多くの人がその名を知る客船に、
日本で乗るべき理由とは。クイーン・エリザベスとその運航会社である
キュナード・ラインに詳しい識者3人に話を聞いた。
聞き手&文=冨永真奈美
※クイーン・エリザベスの2022年の日本発着クルーズは中止となりました。当記事は中止発表前に掲載されたものです。同船は2023年にも日本発着クルーズを予定しています。
ショートクルーズ2本を予定
「クイーン・エリザベス」2022年日本発着クルーズ
①春の四国・九州と韓国 10日間
2022年4月13日(水)横浜発
コース:横浜~別府~釜山~長崎~鹿児島~高知~横浜
クルーズ代金:204,000円~
②春の沖縄リゾートと台湾クルーズ10日間
2022年4月22日(金)横浜発
コース:横浜~花蓮~基隆~石垣島~那覇~横浜
クルーズ代金:193,000円~
③横浜~基隆(台湾)5日間
2022年4月22日(金)横浜発
コース:横浜~花蓮~基隆
クルーズ代金:164,000円~
④基隆(台湾)~横浜6日間
2022年4月26日(火)基隆(台湾)発
コース:基隆~石垣島~那覇~横浜
クルーズ代金:189,000円~
⑤ゴールデンウィーク 新緑の九州と韓国 8日間
2022年5月1日(日)横浜発
コース:横浜~鹿児島~福岡~釜山~長崎~横浜
クルーズ代金:188,000円~
⑥新緑の日本周遊と韓国 10日間
「ベスト・オブ・ブリティッシュ~英国ミュージック&ビートルズ~」
2022年5月8日(日)横浜発
コース:横浜~函館~境港~釜山~佐世保~鹿児島~横浜
クルーズ代金:193,000円~
回答者:客船評論家―ダグラス・ワード氏
●英国女王の名前を冠する象徴的な船
長い歴史と伝統を誇る英国に憧れを抱く人は多い。その英国の船会社キュナード・ラインの擁する客船「クイーン・エリザベス」は、今も昔も多くの人々にとって「憧れの船」だ。この船が日本に初めて寄港したのは1975年である。世界一周クルーズの途中で4日間ほど停泊した際に、なんと52万人もの人々が横浜港に詰めかけたという。
「英国人はキュナードの船に特別なつながりを感じています。英国女王の名前を冠することが許された象徴的な船ですからね。英国王室とキュナードの縁は深く、英国女王エリザベス2世は1952年より、キュナードの現クイーン・エリザベス含め3隻の船を命名しています。日本の皇室とのゆかりもありますよ。現・上皇陛下が皇太子だった1953年、英国女王エリザベス2世の戴冠式に出席するためにニューヨークからサウサンプトンまでクイーン・エリザベスにご乗船されました」と、英国人の客船評論家ダグラス・ワード氏はいう。
キュナード・ラインの前身となる船会社は、1839年に英国政府との郵便輸送契約を獲得した。翌年1840年に「ロイヤル・メイル・シップ(R.M.S.)」として大西洋横断の定期航路事業を開始して以来、船の大型化や高速化など継続的に改良を行っている。クイーン・エリザベスが進水したのは1938年で、それ以来2度の代替わりが行われた。
「キュナード・ラインの素晴らしさは、旧世界(英国)と新世界(北米)の橋渡しという重要な役割を果たしていたところにあると思います。安定した操船を実現し信頼性の向上に努めてきた会社です」(ダグラス・ワード氏、以下同)。
そうした歴史もさることながら、クイーン・エリザベスの伝統的な英国らしさは船内随所の装飾を通じて実感できるという。例えば3デッキ分吹き抜けとなるグランド・ロビーには、初代クイーン・エリザベスをモチーフにした寄木細工が飾られている。英国女王エリザベス2世の甥で彫刻家であるリンリー子爵が手掛けたものだ。インド黒檀、アメリカン・ウォールナッツなど世界各国から集められた様々な天然木材を用いたこの緻密な作品を見ると、英国人は誇りと心地よさを感じるという。
●英国らしさを感じられる船内スポット
「グランド・ロビーでは天井の高さや壁のディテールに英国らしさが感じられます。私個人としては、カフェ・カリンシア、ミッドシップス・バー、ガーデン・ラウンジでくつろいでいると英国人としての自分に戻れるように思いますね」。
ロイヤル・コート・シアターも英国らしさを体感できる場所だ。シェイクスピアに象徴されるようにシアター(劇場)は英国の重要な伝統文化である。新しいテクノロジーを用いたミュージカルなどのショーを通じて、伝統と革新の融合を伝える場にもなっているという。
「キュナードの船の中でもクイーン・エリザベスは新しい設備を備えたクルーズ船として若い層にも好まれています。フォーマルに装ってディナーテーブルに着くことで、英国の伝統に回帰することを楽しむ若者もいるのです。かつて旧世界と新世界をつないだように、この船は英国の過去と現在、古きものと新しきものをつなぐ役目にもなっているのでしょう。英国文化を体験してみたい日本の方々に、ぜひ乗船していただきたいですね」。
クイーン・エリザベスが体現する長い歴史に育まれた「英国らしさ」は、実際に見て触れて香りをかいでこそ実感できるものと言えよう。2022年は横浜から乗船できる。ヴァーチャル体験では代替できそうにもない、本物の英国らしさをぜひこの機会に味わってみてはいかがだろうか。
客船評論家―ダグラス・ワード氏 【プロフィール】
乗船歴55年。著書『CRUISING& CRUISE SHIPS』(ベルリッツ刊・英語版)は客船の「ミシュラン・ガイド」とも言われる。リバークルーズ版も好評。現在は次の出版に向け執筆中。
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