この船上では、誰でも“夢”のクルーズがかなう、
ドリームクルーズの世界へ
2016年に誕生したドリームクルーズは、クリスタル・クルーズ(ラグジュアリー)とスタークルーズ(カジュアル)を擁する「ゲンティンクルーズライン」の一員。クリスタル・クルーズと同名のラウンジ「パームコート」は、日差しの差し込む温かく穏やかな雰囲気も共通だ。スタークルーズにもある「ブルーラグーン」では、シンガポールやマレーシアの名物料理を気軽に食べることができる。
姉妹会社のよいところを取り入れ、ラグジュアリーさとカジュアルさ、両方の楽しみが共存するドリームクルーズ。一方で、アジア初のプレミアム船社として、そして15万トン超という規模の「ゲンティン ドリーム」「ワールド ドリーム」の2隻は、新しい試みや施設も数多い。
2隻の外観を特徴づけているのは、カラフルでエキゾチックな船首のペイント。この船体イラストをモチーフにしたショーが、シアターで観られる。ダンスパフォーマンスなどのクオリティーの高さは、スタークルーズゆずり。そこに最新の映像技術が加わり、圧倒的な世界観が創り上げられているので必見だ。
吹き抜けを利用したアクロバットショーなど、船の大きさを生かしたエンタメも特徴。パブリックスペースにはちょっと腰を下ろせる場所が多く、ソファで談笑したり、バンドの演奏に聞き入ったりと穏やかな時間が流れる。アクティブ派にはウオータースライダーや、海を下に望むスリルを味わえるロープコースもある。
現在の母港はシンガポールと香港。温暖なエリアを航行するので、屋外エリアが活用されている。船尾の屋外ディスコは、昼間は大型スクリーンで映画鑑賞やスポーツ観戦ができる。プールデッキは、夜はバーベキューディナーやパーティーの会場に。3~5泊のクルーズでは花火も上がり、夜をさらに熱く盛り上げてくれる。
●太陽の下で遊ぶアクティブ派はこちら
海上に飛び出すジップラインを含む、全長35メートルのロープコース。巨大な空気のボールをまとってサッカーをする「バブルサッカー」もできるスポーツコート。このほかミニゴルフやロッククライミング壁面も。
●VR(バーチャル・リアリティー)施設が最新船に登場
VR体験施設にはジェットコースターやパラグライダー、レーシングなど多彩なマシンで仮想現実体験ができる。家族で楽しめるシューティングゲームも(ワールド ドリームのみ)。