ホッとひと息つく時間が楽しみに!
追加代金なしで味わえる、日本のクルーズ船の多彩なドリンク
特に日本船では、その季節、その時期ならではのドリンクが味わえることも。
船内で飲めるドリンクの一部を紹介していこう。
■クルーズ代金には多様なドリンクも含まれる
「クルーズ船って退屈しない?」。乗船したことがないと、そんな疑問を抱くこともあるだろう。実際多くのクルーズ経験者が、友人・知人から同様の質問を受けたことがあるという。
一度でも船上の人になってみると、その答えが「ノー」であることはすぐに理解できる。各寄港地での観光はもちろん、ショーや船内イベント、そして3食の楽しみと、クルーズ中はあっとういう間に時間が過ぎる。
そんな時に、お茶をしながら、ホッとひと息つく時間はぜひ確保したい。3隻の日本船「飛鳥Ⅱ」、「にっぽん丸」、「ぱしふぃっく びいなす」それぞれ、無料で楽しめるドリンクが数多く用意されている。
■いざ船上の人になったら、ゆったりとお茶時間を
乗船手続きを終え、いざ船上の人となったらまずは客室に荷物を置いて船内のパブリックエリアに足を向ける人が多いだろう。一通り船内散策をしたら、ゆったりとラウンジでお茶を楽しみたい。
飛鳥Ⅱのパームコート&ビスタラウンジでは、コーヒーや紅茶のほか、季節ごとのおすすめのドリンクが楽しめる。夏クルーズにはフルーツを使ったさっぱりとしたスカッシュ、冬クルーズにはジンジャーティーなど、ぜひドリンクから季節感を楽しみたい。
有料だが、飛鳥Ⅱではハイティーのサービスも実施している。客室や指定のラウンジで、シャンパンや各種スイーツ、サンドイッチを含むゴージャスなアフタヌーンティーが楽しめる。
洋上ならではの雰囲気が味わえるのは、にっぽん丸のホライズンラウンジ。海が見渡せる落ち着いたラウンジでは、コーヒーや紅茶のほか、クルーズごとに午後にはスイーツも提供される。ラウンジ全体がふわっとコーヒーの香りに包まれるのも、なんだかうれしい。海図などが置かれた船内らしいラウンジでは、ゆったりとした時間が流れていく。
通りかかるとつい座っていきたくなる雰囲気なのが、ぱしふぃっく びいなすのオープンバー。その名のとおり開放的な雰囲気で、コーヒーの香りにそそられてつい足が向かう。船内で手作りされるスイーツやサンドイッチの種類も豊富で、ついお茶もお代わりしたくなる。
■逃すべからず! なドリンクタイム
その船らしいドリンクも、乗船の際はぜひ楽しみたい。にっぽん丸はゴディバのショコリキサーを無料で提供しており、その濃厚な味にはファンが多い。ホイップクリームが乗ったゴージャスなドリンクは、陸ではなかなかオーダーする機会がない人もつい手が出て、しかも虜になるという逸品。
飛鳥Ⅱには、気軽に立ち寄れる雰囲気の「ザ・ビストロ」があり、コーヒーや紅茶のほか、無料で季節ごとのスムージーなども楽しめる。テイクアウトカップも可愛いので、テイクアウトして船内のお気に入りの場所でいただくのもいいだろう。
ぱしふぃっく びいなすでは、「びいなすマルシェ」という各地の食を楽しめる新企画を実施中。その一環として「スイーツオンウェーブ」として、クルーズ中1回、絶品の各種スイーツとともにティータイムが楽しめる。
紹介したドリンク類はすべてクルーズ代金に含まれている。有料のアルコール類を含めると船上には数え切れないドリンクが用意されている。いつもの好みのドリンクも洋上ではさらにおいしく感じるだろう。そして普段挑戦しないドリンクも、船上では思い切ってオーダーしてみたい。