『マツコの知らない世界』紹介記念:MSCベリッシマ、2023年は日本へ【最新船は、こんなにもすごい!】
全長80メートルのスカイドームを擁した「MSCベリッシマ」は
美しさとユニークな施設を兼ね備えた船。
2020年には日本周遊でその魅力を発揮してくれるだろう。
●ずっと居たくなる何でもそろうプロムナード
乗船するなり目に飛び込んでくるのは、屋内プロムナードにある全長80メートルのLEDスカイドームだ。いきなり別世界に入り込んだ気分になる。映像によって周囲の雰囲気もまったく変わっていく。「MSCベリッシマ」の良さは、このプロムナードに主要なショップやスペシャリティー・レストランがそろっていること。世界的なパティシエ、ジャン・フィリップ・モーリーのショコラ&カフェでは土産も購入できるし、マカロンやちょっとしたスイーツが1つから買えて、併設のカフェでコーヒーと一緒に味わえる。実際にチョコレートを作っている様子もガラス越しに見えるので思わず毎日眺めてしまう。斜め向かいのお店では同氏のジェラートやパフェ、クレープなども食べられる。カフェの隣には生演奏や小さなダンスフロアもあるバーラウンジがあるので、甘党でなくとも大丈夫。
そのほか、ショップも充実している。入り口はそれほど目立たないが入っていくと広いショップが右舷、左舷にあるので、セールがあってもなくてもついのぞいてしまう。その数、10店舗。寄港地ツアーが申し込めるデスクに、たくさんの写真が飾られたフォトショップ、クレジットカードを登録する機械(日本語も対応)、大型モニターとすべてが並ぶ。
大型モニターはタッチ式で、自分の居場所、行きたい場所への最短距離などがわかる。夜のショーの演目と時間、混み具合も確認でき、空きがあれば操作して自分のIDカードをかざして予約できる。有料のシルク・ドゥ・ソレイユのショーの支払いも同時に完了できる便利さ。
船首には通常のシアター、船尾にはメイン・ダイニング、階段を1フロア上れば、和食とステーキハウスのスペシャリティー・レストランや複数のバー、カジノ、スパへと行けるので、とにかく便利な構造だ。LEDを使ったショーやパーティーなどの楽しみもほぼ毎日プロムナードで行われるので、用事がなくとも常に足が向いてしまうのが、この場所なのだ。