【最新船は、こんなにもすごい!】スカイ・プリンセス
ウェアラブル・デバイスを身に付ければ、客室のドアが開き、
自分のいる場にドリンクが届く、最新鋭の客船だ。
シェフズ・テーブル・ルミエール
CRUISE GALLERY
シェフズ・テーブル・ルミエール
テクノロジーがクルーズを変える、進化したデジタルシステム客船
日本発着クルーズでおなじみ「ダイヤモンド・プリンセス」を運航するプリンセス・クルーズが、驚きのテクノロジー満載の新造船を就航させた。ウェアラブル・デバイス「オーシャン・メダリオン」専用のプラットフォームを初めて建造時から搭載したメダリオン・クラスの「スカイ・プリンセス」だ。
オーシャン・メダリオンとは、直径3センチほどのデバイス。これを身に付けているだけで、客室のドアが自動的に開き、自身のいる場所にドリンクなどのオーダーが届く優れもの。スマートフォンのアプリと連動して同行の家族や友人の場所も確認できる。このデバイスひとつでクルーズがさらに便利に、多彩に楽しめる。
大人向けのエンタメも進化している。同船から初めてジャズ・シアター「テイク5」が登場。ライブのほか、ジャズの歴史を学ぶ講座も開催。シアターではオリジナルの新プロダクションショー「ファイブ・スカイズ」のほか、「ロック・オペラ」も登場する。
客室では同社史上最大のバルコニーからパノラマビューが楽しめる「スカイ・スイート」が初登場。
テクノロジーでクルーズを進化させ、大人の楽しみも満載した船、それが「スカイ・プリンセス」だ。
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メイン・ダイニングの一角にはワインセラーも
広々としたバルコニーがある客室、スカイ・スイート
スマートフォンと連動して多彩な楽しみを提供するオーシャン・メダリオン。写真は有料の時計型
〈SHIP DATA〉
船名:スカイ・プリンセス(プリンセス・クルーズ)
就航:2019年10月
総トン数:14万4650トン
全長:330メートル/全幅:38.4メートル
乗客定員:3,660人/乗組員数:1,346人
『CRUISE』2020年2月号に掲載
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