新ターミナルが続々オープン!
基隆&高雄港から始まる台湾めぐり
水際対策の緩和とともに、海外旅行の再開が現実味を帯びてきた。「久しぶりの海外クルーズで台湾に行きたい!」という方も多いことだろう。
台湾北部に位置する基隆港はアジア有数のクルーズポート。基隆駅まで車で約4分、台北駅まで約40分とアクセスのいい港だ。
クルーズターミナルは西と東の2カ所。東クルーズターミナルは岸壁の拡張工事が完了し、558メートルの岸壁に客船2隻の同時寄港が可能となった。ターミナルビル屋上には2023年春オープン予定のガーデンテラスが登場し、ウオーターフロントの眺めを楽しむ憩いの場になりそう。
西クルーズターミナルは岸壁延長550メートルで、大型船と小型船の2隻が同時に寄港できる。二つのターミナルビル(W2とW3)が空中回廊で結ばれ、建物内には免税店なども入る。入管手続きには16ものカウンターがあり、1時間で3120人に対応可能。メガシップでもスムーズに乗下船できそうだ。
台湾南部の高雄港は世界最大級の客船も受入可能。港周辺には現代美術を楽しめる「ピア2アートセンター」や複合施設「KW2」など観光スポットが充実している。2022年6月に新しいクルーズターミナルが完成したばかりで、新たな高雄のランドマークとなりそうだ。
(上写真)基隆クルーズターミナル
改装された基隆港の東クルーズターミナル
CRUISE GALLERY
改装された基隆港の東クルーズターミナル
基隆港
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基隆港
波をイメージした曲面で構成された、高雄港クルーズターミナル
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波をイメージした曲面で構成された、高雄港クルーズターミナル
ピア2アートセンターとKW2を結ぶ歩行者専用橋「高雄ハーバーブリッジ」。水平方向に旋回する珍しい橋
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ピア2アートセンターとKW2を結ぶ歩行者専用橋「高雄ハーバーブリッジ」。水平方向に旋回する珍しい橋
CRUISE2022年秋号に掲載
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