【新しい船が、待っている】クリスタル・エンデバー

【新しい船が、待っている】クリスタル・エンデバー
CRUISE STORY
クルーズストーリー
2021.09.30
構成=クルーズ編集部

クリスタルクルーズが初の探検船を就航させる。
乗客対乗組員の比率が1対1という手厚いサービスを誇る
2万トンの小型客船で、極地を心地よくめぐれる。

 

クリスタル・エンデバー
アフタヌーンティーやカクテルを楽しめる「パームコート」
CRUISE GALLERY
クリスタル・エンデバー
アフタヌーンティーやカクテルを楽しめる「パームコート」
同社初の探検船、ラグジュアリーに冒険を

もともと米国の富裕層をターゲットに創業したラグジュアリーブランドであるクリスタルクルーズは、かつて親会社が日本企業だったこともあり、日本での人気も高い。同社が満を持して探検船「クリスタル エンデバー」を世に送り出す。当初は2020年に東京でデビュー予定だったが、コロナ禍での建造中断を経て、正式就航が決定した。

 

省エネに配慮したエアコンなどを導入して環境負荷を軽減すると同時に、居住性にも配慮。全室がスイートでベランダ付き、24時間体制のバトラーサービスも備える。オール・インクルーシブ制で乗客一人に対してクルー一人の割合という手厚さだ。

 

船内にレストランは6つあり、いずれも営業時間中なら好きな時間に食事を楽しめる。世界中でレストランを展開する松下信幸氏が監修する「ウミウマ」など同社定番のスペシャリティー・レストランも入る。

 

クルーズエリアは極地からポリネシアの島々まで広い。研究者や探検家など専門家チームが乗船、寄港地でのガイドや船内レクチャーを担当する。ゾディアックボートやカヤックのみならず、ヘリコプターや潜水艇まで搭載している。

 

 

【Topics】6万トンの新造船も登場予定

 

クリスタルクルーズは2022年に新クラス「ダイヤモンド・クラス」を就航させる予定。6万7000トンという得意の中型船で定員は800人。

クリスタル・エンデバー
朝食・昼食やコーヒーをいただける「ビストロ」
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クリスタル・エンデバー
朝食・昼食やコーヒーをいただける「ビストロ」

〈SHIP DATA〉
船名:クリスタル エンデバー(クリスタルクルーズ)
就航年:2021年7月
総トン数:2万トン/乗客定員:200人
全長:164.5メートル/全幅:23.4メートル

『CRUISE』2021年夏号に掲載
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