【新しい船が、待っている】
バイキング・オクタンティス/バイキング・ポラリス
バイキング・オーシャン・クルーズは、2015年創業の新生船社ながら、
最高水準客船を標榜し、中型客船で知名度を上げている。
次に新クラス客船で乗り出すのは、極地への探検クルーズだ。
「エクスプローラーズ・ラウンジ」では、 眺望を楽しみながらゆったりと過ごせる
CRUISE GALLERY
「エクスプローラーズ・ラウンジ」では、 眺望を楽しみながらゆったりと過ごせる
学識を広げ、極地をめぐる、新クラス探検船が2隻就航
フットワーク軽く寄港地を結び、上質なサービスを提供する中型船を中心に展開するバイキング・オーシャン・クルーズ。2022年1月に同社初の探検船として、新クラス第1船「バイキング・オクタンティス」、次いで8月に第2船「バイキング・ポラリス」が就航する。いずれも約3万トンで、第1船は南極と北米五大湖、第2船は南極と北極を航行予定。アイスクラスPC6の耐氷性能を備える。
ゾディアックボートに乗り換えるマリーナを、船尾ではなく船内に設けたのが特徴。風や波の影響を受けないこのアイデアは極めて画期的だ。6人乗り潜水艦も搭載しており、広々とした実験室も備え、乗客の知的好奇心を満たす。格納式ガラスドームのある船尾プールもある。
客室にはサンルーム「ノルディック・バルコニー」があり、ドラマチックな自然をいつでも眺望できる。
探検船2船就航と並行し、202 1年5月に約4万トンの「バイキング・ビーナス」、2022年に同型船「バイキング・マーズ」「バイキング・ネプチューン」が同社の主力船隊に加わる予定で、事業躍進は止まらない。
CRUISE GALLERY
旅を深めるライブラリー。 モダンなインテリアがくつろぎをもたらす
船尾にあるパノラマシアター。航行エリアの 特色を盛り込んだイベントが開催される
〈SHIP DATA〉
船名:バイキング・オクタンティス/バイキング・ポラリス
(バイキング・オーシャン・クルーズ)
就航年:2022年1月、8月
総トン数:3万150トン/乗客定員:378人
全長:202.7メートル/全幅:23.5メートル
『CRUISE』2021年夏号に掲載
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