GWは“久しぶり”なコスタの船で
イタリア風にめぐる気楽な日本周遊を
コスタの船が日本周遊に戻ってきた!
「JTB旅物語」のチャーターで、日程は4月28日(日)〜5月4日(土)東京港発着の7日間という、ばっちりのGWクルーズ。さらに地方からでも乗船しやすいプランが用意されている。
船は「コスタ セレーナ」(11万4500トン)とファミリー向けにはほどよい大型客船。古代ギリシャ神話・ローマ神話にまつわる内装のなか、船内の雰囲気はイタリア船籍ならではの、“イタリアンな船上生活”が満喫できる。
寄港地は長崎、済州島(韓国)、神戸。長崎と神戸は港から街への利便性がよいので自分でプランを立てて、ご当地グルメや史跡めぐりもかなうし、船のオプショナルツアーもあるので興味がある場所はツアー利用も便利だ。長崎なら「雲仙地獄~島原城観光」「ハウステンボス観光」、神戸なら「淡路島観光」や「世界遺産・姫路城」のツアーがある。
済州島は、世界自然遺産「城山日出峰」、「映画・ドラマのロケ地めぐり」「スヌーピーガーデンとボロヌワットガーデンめぐり」のツアーを用意。自分でお目当てのところをめぐりたいなら、有料のシャトルバスで西帰浦の中心地にある毎日オルレ市場まで行ってゆっくり散策も可能だ。
東京港から出航して翌日が航海日、長崎、済州島の後も1日航海日があるので、船内でもゆっくりと過ごすことができるのが、このクルーズの良さでもある。
気楽&おいしい船上タイム
GW期間中の“わが家”となるコスタ セレーナ。事前にJTB旅物語のスタッフが乗船体験に行ったので、その体験談もうかがいながら船内の楽しみ方を紹介しよう。
同船の“推し”はどうやら、「肩肘をはらずに気楽」「イタリアンのピザやジェラート」「エンターテイメントやノリのよいダンス」がトップ3に入るようだ。
肩肘はらずというのは、テーマナイトと呼ばれる「イタリアンナイト」(赤、緑、白の国旗の色)や「ホワイトナイト」(白い服)、「ゴールデンナイト」(?)などのテーマナイトとフォーマルの日が1回あるものの、夜やパーティー&ダンスシーンを楽しむためだけであって、とくにドレスコードがないので服装の心配がないということ。気も使わずに済むし、なんといっても荷物が少なくてすむ。
さらにバルコニー客室以上なら、1室3人目以降の17歳以下の子供の旅行代金は2人まで無料なので、ファミリーで乗りやすいのも魅力だ。子供はキッズエリア「スクウォッククラブ」で専任スタッフが年齢別に子供たちを遊ばせたり、世話をしてくれたりするので、3世代で乗船してもそれぞれに興味のある過ごし方ができる。
そして人気はやっぱり“コスタのイタリアン”だ。食事はメイン・ダイニングやビュッフェで取るがメイン・ダイニングは地中海料理系のコース、ビュッフェは日によって少しずつ料理が変わっていく。
有料ではあるがピッツェリア「プロミド」の焼きたてピザや、船上で手作りしているジェラテリア「アマリロ」のジェラートは本場イタリアの味が気楽にお手頃に味わうことができる。
「ジェラートはよく通る場所にあるし、おいしいので思わず毎日食べてしまいました」とJTBスタッフもイチオシだ。イタリアの船らしく、いれたてのエスプレッソやコーヒーがおいしいのもうれしい。