〈八代港〉人気者くまモンに会える楽しさ満載のターミナル

〈八代港〉人気者くまモンに会える楽しさ満載のターミナル
CRUISE STORY
クルーズストーリー
2024.03.28
ターミナル前で12体が円陣を組む「十二支くまモン」がお出迎え

熊本県南西部、”水陸の大展望”がひらける雲仙・天草国立公園の先にある八代港。2020年3月に完成した「くまモンポート八代」は、国・県・ロイヤルカリビアン社が連携して整備。22万トン級の大型客船も受け入れ可能なクルーズ船用岸壁、旅客ターミナル、おもてなしゾーンなどで構成される拠点施設だ。完成後、初の国際クルーズ船を2023年4月に迎え、同年9月28日には共に港を整備したロイヤルカリビアン社のスペクトラム・オブ・ザ・シーズが寄港。記念式典や出港イベントに注目が集まった。くまモンをテーマにした公園「くまモンパーク」では、ビッグくまモンやくまモン合唱隊など総勢84体ものくまモンがお出迎え。乗船客からも歓声が上がる人気ぶりだ。九州各地から客船ファンや、くまモン好きのファミリー、若者世代も集う、新名所になっている。

 

八代港から人気の観光スポットは、まず天守閣復活の特別公開もうれしい「熊本城」。城のふもとにある桜の馬場「城彩苑」は、特産品の店舗や熊本城ミュージアムわくわく座など、城と城下町の魅力を体感できる観光施設。同じく熊本市内の「水前寺成趣園」は、肥後細川家の大名庭園で、湧水群や桜の名所で知られている。また、国宝の社殿群が球磨地方の独自の建築様式を残す「青井阿蘇神社」(人吉市)も一度は訪れてみたい歴史ある神社だ。

 

アクティブ派には、クルーザーで島々の眺めと野生のバンドウイルカとの出会いを楽しむ「天草イルカウォッチング」、「球磨川くだり」が好評。近代最大級の石造りアーチ式水路橋で、放水も再開された「通潤橋」(山都町)は、2023年国宝に指定された。

 

阿蘇エリアでは、南阿蘇鉄道が全線再開(2023年7月)、阿蘇神社の楼門復旧(同年12月)と、熊本地震から観光ルートも復活、元気を取り戻している。

 

郷土料理の「高森田楽」、日本有数の生産量を誇る「車えび」、あか牛、馬刺し、球磨焼酎、熊本ラーメンなど、多彩な食の楽しみも満喫しよう。

 

【DATA】
最寄り空港 阿蘇くまもと空港まで約40キロ/約60分(バス)
最寄り駅 新八代駅まで約11キロ/約20分(車、タクシー)
市街地まで 八代市中心部まで約15分(車、タクシー)

 

■問い合わせ先
熊本県観光振興課

熊本県観光情報サイト「熊本県観光サイトもっと、もーっと!くまもっと。」

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