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ゲンティン香港、ドイツ3造船所の買収手続き完了
業界
2016/05/13
ゲンティン香港はこのたび、ドイツの造船会社・ノルディックヤードの3造船所の買収手続きを完了したと発表した。3造船所はそれぞれビスマール、ヴェルネミュンデ、シュトラールズントにある。買収価格は約2億3000万ユーロ。この買収により、ゲンティン香港は同社の所有するクリスタル・クルーズ、スタークルーズ、ドリーム・クルーズの3ブランド向け客船の建造を目指す。ただし、この3造船所はこれまで客船やフェリー建造の実績がほとんどない。

ゲンティン香港のタン・スリ・リム・コック・タイ会長兼最高経営責任者(CEO)兼社長代行は、「今回の買収により、ゲンティン香港は社の成長や需要に沿う独自のペースで客船建造に着手していく。まず、クリスタル・リバー・クルーズ向けの4隻を2017年中に、極地探検が可能なメガヨット『クリスタル・エンデバー』を2018年中に就航させるべく建造を開始する。造船所ではゲンティン香港の3ブランドだけでなく、他のクルーズラインを含め、10年以内に毎年メガシップ2隻と、ミドルサイズシップもしくはメガヨットの建造ができるようになることを目標としている」と述べている。

3造船所は、先日買収したドイツ・ブレーマーハーフェンのロイド・ベルフト造船所と共に、ロイド・ベルフト・グループに組み込まれる。当時10億ユーロ以上を掛けて建設されたこの3造船所は、屋内造船ホールや進水用リフトなどの設備を擁し、天候に左右されることなく建造が可能。ビスマール造船所は長さ340メートル、幅67メートル、ヴェルネミュンデ造船所は長さ320メートル、幅54メートルの広さがあり、それぞれ20万トンクラスの船の建造まで対応可能。シュトラールズント造船所は270メートル以下または5万トンまでの新造船用の進水リフトの設備が整う。同社はさらに1億ユーロを3造船所の製鉄施設などの設備のアップグレードに投資する予定。

ロイド・ベルフトのルーディガー・パレンティン社長は、「この契約は、ドイツとヨーロッパの造船業における停滞感を打破する、重要な役割を果たすことになる。新しい造船プログラムを遂行するにあたり、ブレーマーハーフェンにロイドベルフトデザインセンターを新設し、250人を超えるデザイナーを迎える予定だ」と述べた。







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