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クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2019、JTB世界一周がグランプリ
業界
2019/12/06
日本外航客船協会(JOPA)は6日、「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2019」の選考結果を発表、JTBが「サン・プリンセス」をチャーターして実施した世界一周クルーズがグランプリを獲得した。

クルーズ・オブ・ザ・イヤーはJOPAおよび日本旅行業協会(JATA)の会員会社を対象に優れたクルーズ商品を募集、国土交通省、観光庁、JATAの後援で2008年から実施し、今年が12回目となる。11月21日に選考会を行い、クルーズ商品等22点の応募からグランプリ1点、優秀賞3点、特別賞4点を決定した。昨年からグランプリには国土交通大臣賞も付与される。

グランプリはJTBが「サン・プリンセス」をチャーターして実施した世界一周クルーズ。日本初のプレミアム外国客船の全船チャーターとして、「高品質でありながら手の届く世界一周クルーズ」を実現したことなどが評価された。

選考結果と選評は下記のとおり。授賞式は12月18日に海運ビルで行われる。

■グランプリ(国土交通大臣賞):
JTBクルーズ2019年サン・プリンセス 世界一周チャータークルーズ
(株式会社 JTB)

日本初のプレミアム外国客船の全船チャーターとして、「高品質でありながら手の届く世界一周クルーズ」を実現。JTBならではの全国を網羅する販売店網及び提携販売店・新聞・テレビ・WEBなどの販売網を駆使した集客をした。また横浜、神戸に加え日本史上初の名古屋港からの世界一周出港により、日本全国の地域から20歳代〜90歳代の幅広い年齢層が参加したことは注目に値する。外国プレミアム客船で世界3大海域・2大運河通過・20か国31寄港地をひとつも抜港することなく「すべてを詰め込んだ航路」という憧れを、188万円から参加できる価格帯に設定し、世界一周クルーズへの「現実」感を提供したことも高く評価された。

■優秀賞:「にっぽん丸」による瀬戸内海クルーズ
(商船三井客船 株式会社、株式会社JTB、瀬戸内国際芸術祭実行委員会、西日本旅客鉄道株式会社、公益財団法人福武財団)

注目度の高い瀬戸内海でのクルーズに、各会社や地域との協力・連携で初めて可能になる付加価値を加えることで、高価格帯の商品でありながら、新規顧客の獲得や全国区エリアでの販売に成功し、新たなクルーズ顧客層の創出につなげたことが高く評価された。西日本旅客鉄道の車内中吊り広告による新規顧客獲得,JTBでのPKG化販売での平均価格100万円以上の高価格商品の完売、瀬戸内国際芸術祭での各島アート鑑賞ツアー代金をクルーズ販売価格に組み込むなど他社とのコラボレーションとともに、にっぽん丸ならではのサイズ感を全面に押し出した独自の路線を推進したことで、瀬戸内海の魅力を存分に引き出すことに奏功した。


■優秀賞: ぱしふぃっく びいなす 日本海側 地方発着シリーズ
「秋田発・秋の北海道 釧路クルーズ」
「新潟発・秋の山陰 境港クルーズ」
「富山発・秋の北海道 函館クルーズ
(日本クルーズ客船株式会社)

日本海側の秋田、新潟、富山で発着する3クルーズとして「新たな市場開拓」と「クルーズ市場の拡大」をコンセプトに「日本海側地方港発着3連続シリーズ」という地方在住者向けの商品を企画し、地方のクルーズマーケットの開拓に成功したことが高く評価された。港に駐車場を設置して地方の車社会へ対応した他、港への列車や送迎バスの運行、また、首都圏在住者にも参加しやすい世界最速の芸術鑑賞「現美新幹線」をチャーターしたクルーズ商品も造成するなど、地方港発着のユニークなクルーズ商品に仕上げた。


■優秀賞:飛鳥U ゴールデンウィーク サイパン・グアムクルーズ
(郵船クルーズ株式会社)
10連休となった今年のゴールデンウィークをフルで活用したクルーズであり、10泊という長さのクルーズでありながら、乗船者の平均年齢が58.9歳という飛鳥クルーズ史上最年少の記録を残した。乗船客の半数以上が現役世代で、子供を含むグループが30組強の約150名に上るなど次世代の顧客層の開拓に寄与した点も注目に値する。船内では時節の食事や、キッズ向けのアクティビティの開催、現役世代に配慮した出港時間設定などの試みで成功につなげるなど、ラグジュアリー船の新境地を開いたことが高く評価された。

■特別賞:クルーズのゆたか倶楽部株式会社 創業者 松浦睦夫氏

1984年、クルーズ専門旅行会社として「ゆたか倶楽部」の創業以降、35年間にわたってクルーズ啓蒙活動に従事し、創業前の旅行会社勤務時のクルーズ旅行営業活動15年間と合わせて、足掛け50年、半世紀にわたり船旅の楽しさを提供し続けた。また、クルーズ元年(1989年)の前から さくら、コーラルプリンセス、二代目にっぽん丸、新さくら丸、ニューゆうとぴあなどによるチャータークルーズを手掛け、旅行会社によるチャータークルーズのビジネスモデルの原型を築くなど業界の発展に大きく貢献していることが高く評価された。

■特別賞:函館港 開港160年が造りあげた「おもてなし」
(函館市)

2019年は、過去最多の47回の寄港数となり、2016年以降4年連続で北海道最多となっている。寄港数増加に合わせ、市立病院と救急患者の受入れの協定を結ぶなど、安全な船旅の支援体制を全国の港に先駆けて構築した。また、外国クルーズ船の寄港時に、地元の学校「遺愛女子中学校・ 高等学校」が通訳ボランティアの取組みを10年以上続け、観光庁長官表彰を授賞するなどの高い評価を得るなか、昨年は有志生徒31名が海外発着のクルーズを活用した語学研修を実施するという全国初のクルーズと教育を結びつける企画を実現したことも高く評価された。

■特別賞:創業25周年記念クルーズ
(郵船トラベル 株式会社)
郵船トラベル創業25周年記念クルーズとして「飛鳥Uで航く小笠原世界遺産クルーズ」、「飛鳥U 秋のくろしお 土佐・名古屋クルーズ」、「飛鳥UXmas名古屋・神戸ワンナイトクルーズ」、「アマデウス・クイーン号で航く ドナウ川クルーズ&中欧珠玉の音楽紀行〜音楽の旅45周年企画〜」を企画し、25周年記念にふさわしいクルーズ商品群に仕上げて集客力をアップさせて成功につなげたことが高く評価された。なかでも水戸岡鋭治氏が手掛ける「ながら観光鉄道や、豪華バス「YUIPURIMA(ゆいプリマ)」の乗車でラグジュアリー感を取り入れ、船を降りた後も楽しめるツアー企画としたことが注目された。

■特別賞:横浜港
(横浜市港湾局)
2019年に、2つの客船ターミナルをオープンし、今年のゴールデンウィークには大黒ふ頭での2隻着岸を含め、日本初の4隻の同時着岸を実現させた。さらに来年5月には、大さん橋、大黒、新港、山下、本牧の5つのふ頭で7隻の客船が同時着岸可能となり、世界的なクルーズ発着拠点としての機能を整備していることが高く評価された。これは「国際旅客船拠点形成港湾」として国際クルーズ拠点に指定されるなど、ワールドクルーズポートに向けて整備に果敢に取り組んだ結果である。また中心である大さん橋国際客船ターミナルを中核にして、港町ならではの賑わい創出拠点としてのポテンシャルも評価された。







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