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国際両備フェリー、高松/小豆島航路で新造船就航
フェリー
2021/07/14
両備グループで旅客船事業を展開する国際両備フェリーは21日、新造フェリー「第十一こくさい丸」を高松/小豆島池田航路に就航する。同船は、「第三十二こくさい丸(キリン)」の代替船として藤原造船所で建造された。昨春の国際フェリーと両備フェリーの合併後の第一船となった。船尾のマストや船内のイラストなどさまざまな所にマスコットぞう「しまぞう」を配置した。船尾のマストの中にはメリーゴーランド、近くにはブランコも設置し、家族連れに楽しんでもらえる空間を提供する。マスコットの愛称「しまぞう」は全国募集から赤岩瑶太(6)くんの案が選ばれた。

13日に会見した両備グループの小嶋光信代表は、「元々、国際フェリーは生活航路、両備フェリーは観光航路だったが、今後は生活航路をベースにしながら、島の経済のためには多くの観光客に乗っていただきたい」と強調。「小豆島には多くの魅力があるが、十分に発揮できていない。今後、瀬戸内海をクルージングする主役はフェリーになり、これほど多島美を楽しめる航路はない。(新造船の就航により)単なる移動だけでなく、船旅を楽しんでもらうことで小豆島の魅力を伝えていきたい」と述べた。

同船は、1,000トンクラスのフェリーでは日本で初めて前後にエレベーターを設置した点が特徴だ。特に高齢者や通院での利用者の乗下船に配慮した船となっている。船内はバリアフリー対応となっており、車椅子でもスムーズな移動が可能だ。定員は500人で従来船と変わらないが、船型を大型化したことで、「500人全員が着席でき、船旅をゆっくり楽しめる船」(小嶋代表)となっている。3階には瀬戸内海を一望できる展望ラウンジ「ホライズン」を設置。団体の貸し切り使用も可能となっており、子どもの日や海の日ではイベントでも活用する方針だ。コロナ対策では強制換気システムを導入しており、小嶋代表は、「コロナ禍の中でも安心して乗っていただける」と説明した。

写真左:第十一こくさい丸。船尾のマストにも「しまぞう」が
写真中央:定員500人が全員着席できる
写真右:デッキにはしまぞうのメリーゴーランドも設置







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