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米国の主要クルーズ船社が加盟するクルーズ・ライン国際協会（CLIA）は21日、感染症対策のためのヘルス・プロトコルの主要項目を発表した。すべての乗客・乗組員は乗船前に新型コロナウイルスの検査を受けることや、寄港地観光は船会社のプロトコルに準じることなどが盛り込まれている。主要加盟社のロイヤル・カリビアン・グループやノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス、カーニバル・コーポレーション、MSCクルーズなどが発表したプロトコルにも同じ内容が含まれている。主要項目は以下の通り。

■CLIAヘルス・プロトコル主要項目
・検査＝全乗客と乗組員に対し、乗船前に新型コロナウイルス検査を実施
・マスク着用＝船内や寄港地で物理的な距離をとれない場合、すべての乗客および乗務員によるマスク着用を義務付け
・距離＝ターミナル、船内、プライベートアイランド、寄港地観光では物理的な距離をとる
・換気＝船内の空気管理と換気。可能であれば、拡張フィルターやその他の技術を活用してリスクを軽減
・医療機能＝医療ニーズ管理の船別対応計画、隔離のための客室数、民間企業との事前決定事項（検疫、医療施設、搬送）
・寄港地観光＝クルーズ船社が規定するプロトコルに従う場合のみ、寄港地観光を許可。すべての乗客に厳格な遵守が求められ、準拠していない乗客の再乗船は拒否される。