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「スカイ・プリンセス」引渡し
2019.10.24
外国船社
プリンセス・クルーズは「スカイ・プリンセス」(14万3700トン、乗客定員3660人)の引渡し式をフィンカンティエリ造船(イタリア・モンファルコーネ)で開催した。同船は「ロイヤル・クラス」(14万トン)をさらに進化させ、同社が導入しているウェアラブル・デバイス「オーシャン・メダリオン」専用のプラットフォームを建造時から採用した「メダリオン・クラス」第1船となる。オーシャン・メダリオンとは、ブレスレットなどとして身につけるデバイスで、クルーズカードとしての利用や、家族や友人の位置情報確認、オンライン・カジノ、タブレット端末などと連動し船上の指定の場所に食事を届けてもらうことなどが可能になる。
同船は10月20日にアテネからバルセロナへと向かう8日間のデビュークルーズに出発。その後、地中海クルーズに就航し、12月1日にフォート・ ローダデール発着のカリブ海クルーズで北米デビューする。
同社史上最大のバルコニーからパノラマビューが楽しめる「スカイ・スイート」をはじめ、2つの新しいエンターテイメントも登場する。「ファントム・ブリッジ」ではデジタルとフィジカルの要素を融合した最新のデジタル体験、洋上唯一となるジャズ・シアター「テイク・ファイブ」では、ジャズの伝統的なサウンドやその文化と歴史を楽しめる。