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シルバーシー、新造船「シルバー・ノバ」の建造開始

2021.12.06
外国船社

シルバーシー・クルーズは2023年6月に引き渡し予定の新造船の船名を「シルバー・ノバ」とすること発表した。同船は新造船プロジェクト「プロジェクト・エボリューション」の第1船目。11月18日にドイツのマイヤー・ベルフト造船でスチールカットを実施、建造開始したことを明らかにした。

 

シルバー・ノバは同社最大の5万4700トンで、乗客定員は728名、乗組員数560名。LNG(液化天然ガス)を主な燃料とし、燃料電池とバッテリーを組み合わせたハイブリッド電源を搭載。業界で初めて港で排気ガスを排出しない客船となる。同社のミューズクラスと比較して、スイート1室あたりの温室効果ガス排出量を、全体で40パーセント削除できるとしている。

 

シルバーシー・クルーズの日本支社は6日、オンラインセミナーを実施。この新造船について説明するとともに、2022年以降の日本発着クルーズは2024年まで2隻体制で行うことなどを明らかにした。加えてキャンセル規定が厳しくなる代わりに割安になる新たなプロモーション料金も発表した。

 

写真は左から新造船のイメージ図、スチールカット時の様子。

シルバーシー、新造船「シルバー・ノバ」の建造開始
シルバーシー、新造船「シルバー・ノバ」の建造開始
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