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ノルウェージャンHD年度決算、純損失5100億円
2022.03.02
業界
ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)は2021年度(2021年1月~12月)決算を発表した。新型コロナウイルスの影響により、純損失は45億ドル(約5182億円)に達した(米国会計基準)。前年度比12パーセント減。3ブランド全体で運航船の75パーセントが運航を再開し(ベッド数換算)、23万人以上が乗船したものの、損失は前年度よりも拡大した。感染症対策などにより、客室占有率は51パーセント。第2四半期初めまでにすべての客船で運航再開を目指す。12月31日現在、流動性は27億ドルを確保している。第4四半期のキャッシュバーンは月間平均約3億4500万ドルで、今後運航を再開する客船が増えることから、2022年第1四半期には約3億9000万ドルに増加する見込み。
NCLHはノルウェージャン・クルーズライン、 オーシャニア・クルーズ、リージェント・セブンシーズ・クルーズを運営するホールディング会社。全28隻で約5万9150床を提供。2027年までにさらに9隻の就航計画がある。
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