クルーズニュース

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コスタクルーズは2022年夏に全船の運航を再開すると発表した。ただし「コスタ セレーナ」（11万4261トン）で予定していた日本発着クルーズについては、4月27日～7月11日までの運航中止を発表した。新型コロナウイルス感染症の感染状況を考慮してのもの。

加えて上記期間以降の福岡発着、舞鶴発着、新潟発着に関しても、航路変更に伴い運航を中止する。7月、8月に運航予定の金沢発着に関しては、発着日の変更はせずに新たに佐世保を寄港地とする航路変更を実施する。さらに9月に那覇発着、宮古島発着のクルーズを新たに設定する。こちらは後日詳細を発表予定。同社の運航エリアの中でも、日本周遊の再開は終盤になりそうだ。

日本以外のエリアでは、イタリアを中心とした地中海で新造船の就航が続く。「コスタ トスカーナ」は3月5日に初就航予定。そのほか4隻の新造船「コスタ トスカーナ」「コスタ スメラルダ」「コスタ フィレンツェ」「コスタ ベネチア」も今夏、地中海に配船される。これらのクルーズではこれまでヨーロッパでは制限されていた各寄港地観光に関する規制が緩和されることから、乗客の自由行動を再開する予定。さらに環境が整えば、この春からも自由行動を再開したいとしている。

写真は「コスタ トスカーナ」船体。