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JR九州高速船は3日、高速船「クイーンビートル」を活用し、博多～門司港航路を開設すると発表した。同船は現在、パナマ船籍から日本船籍化に向けた手続きを進めており、今月12日に開催予定の「日本船籍化記念式典」で船舶検査証書の授与や日本国旗の掲揚を行う予定だ。日本船籍化を契機に、従来の国内遊覧3コースに加えて新航路を始める。

博多～門司港航路のダイヤは、博多午前9時発・門司港午前11時45分着、門司港午後4時発・博多午後6時45分着。博多港・中央ふ頭の国際ターミナルと、門司港レトロ観光物産館「港ハウス」を2時間45分で結ぶ。4～6月の運航日は、4月10日、24日、30日、５月８日、15日、29日、6月5日、12日、25日の9往復・計18便。就航初日の4月10日には、両港で就航記念式典を開催する。また門司港での停泊時間を利用して、地元住民や観光客を対象とした「クイーンビートル」の船内見学会も実施する予定だ。

同船はもともと、博多～釜山（韓国）航路に就航していたが、コロナ禍で運休している。