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滋賀県の琵琶湖に春の到来を告げるイベント「第67回びわ湖開き」が５日に開催された。びわ湖大津観光協会などが主催した。

１日船長には、ＮＨＫ連続ドラマ小説「カムカムエブリバディ」で３代目ヒロインを演じている川栄李奈さんが就任。琵琶湖汽船の遊覧船「ミシガン」に乗船し、同協会の平川良浩会長、滋賀県の三日月大造知事、大津市の佐藤健司市長、琵琶湖汽船の川添智史社長らとともに、「黄金の鍵」を湖に投下した。黄金の鍵は、琵琶湖の観光シーズンの始まりと春の扉を開ける意味を持つ。川栄さんは、「晴天の中、歴史あるイベントに参加でき、無事終わってよかったです。間近で見る琵琶湖は美しかったです」などとコメントした。

びわ湖開きは新型コロナウイルス感染拡大が始まった2020年は中止され、昨年は関係者のみで行われた。１日船長を迎えて行ったのは３年ぶり。今回も感染対策をとり、「ミシガン」には関係者のみが乗船して行われた。同船は今年４月に就航40周年を迎える。写真は出港のドラを叩く川栄さん（左）と、黄金の鍵を投下するところ。