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飛鳥Ⅱ、5月末以降のコースを一部中止、変更へ
2022.04.22
日本船社
郵船クルーズは「飛鳥Ⅱ」(5万444トン)による5月末以降のクルーズについて、一部を中止または変更する。故障した変圧器1基の入れ替えが完了するまで通常より速度を落として運航する必要があるため、としている。今後、関係当局の確認・承認を得て6月よりクルーズを再開する。
3月に発生した電気関係機器の不具合は、推進装置に送電する12基の変圧器のうち1基の故障によるものと判明。故障の原因を引き続き調査している。変圧器は2020年に交換したが、すべて入れ替える。外国製の特注品のため、調達に時間を要するとしている。メーカーによる点検と海上試運転により、残りの変圧器の健全性と安全運航できることが確認できたことから、6月の運航再開を目指す。
新しいクルーズスケジュールの発表・販売開始時期については、6月発までは4月27日(水)に、7月~8月発は5月中旬ころを予定している。
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