クルーズニュース

News

コロナ禍でクルーズ客船の受け入れを中止している博多港が、いよいよ受け入れ再開に向け動き出した。高島宗一郎・福岡市長は7日の定例会見で、九州の他港で受入再開が進む中、博多港での受け入れ再開をどう考えているか問われ、「国内クルーズはしっかり実績ができており、業界での独自の取り組みも進んでいることから、再開する時期に来ている。速やかに手続きを進め、すでに調整中」と述べた。日本船3隻はすでに9月初旬～下旬までのコースを販売しており、実現は9月上旬以降となる見込み。外航クルーズについては、「感染対策など共通のマニュアル（ガイドライン）など、対策がしっかりできていると確認できた段階から再開になるだろう」とした。

博多港は国内有数の客船受け入れ港で、特に外国船の受入回数は2014年～2018年に5年連続で第1位となった実績がある。