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「クリスタル・エンデバー」（約2万トン）がシルバーシー・クルーズの客船として再稼働する。ロイヤル・カリビアン・グループ（RCL）が18日、同船を買収するための承認を裁判所から受けたと発表した。今月中に正式にシルバーシーの船隊に加え、「シルバー・エンデバー」に改名する。2022・23年冬季に就航予定で、2022年11月から南極クルーズを開始する計画。

同船はクリスタル・クルーズが2021年に就航させたばかりの超ラグジュアリー探検船。今年1月、親会社のゲンティン香港の会社清算を受け、運航を休止していた。購入価格は2億7500万ドル（約380億円）。15年間の無担保タームローンで全額融資を受けたとしている。

RCLは、乗客がすでにクリスタル・エンデバーの予約時に支払ったデポジットを認め、新たな予約を受け付けて代金からデポジット分を払い戻すとしている。詳細は今後発表する。