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シルバーシー、2025年ワールドクルーズ出発地は東京港
2022.07.28
外国船社
シルバーシー・クルーズは「シルバー・ドーン」(4万844トン・乗客定員596人・写真)による2025年のワールドクルーズの出発地を東京港に設定した。日本から東南アジア、インド、地中海、北海、バルト海、アイスランドを経てニューヨークへ至る136日間のコースで、30カ国、59港をめぐる。うち1泊以上の停泊は33港、初寄港は19港。区間クルーズは10区間設定した。国内では東京のほか、大阪、広島、別府、鹿児島、那覇に寄港する。
出発日は2025年1月13日。ワールドクルーズでの日本来航は春または秋が通例で、1月寄港というのは非常にめずらしい。同社の主要顧客である北米市場ではワールドクルーズの出発日は1月に設定することが多い。
同社のロベルト・マルティノリ社長兼CEOは「世界で最も経験豊富な旅行者が全く新しい観点で世界を再発見できるようコースを設定した。象徴的で風変わりな目的地の本物の鼓動を乗客に感じてもらう。私たちはいつもとは違うリズムで東から西へと旅をするだろう。型破りな季節には、より多くの時間を陸上で過ごすことになるだろう」とコメントした。
同船は2022年3月に就航したばかりの同社最新船。「ミューズ・クラス」によるワールドクルーズは初めて。リピーター向け先行販売は7月20日から始まっており、一般販売は2022年8月2日から。
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