News

乗組員確保困難で運休も、フェリー・旅客船、コロナ感染拡大で

2022.08.18
フェリー

新型コロナウイルス感染拡大の第7波が続く中、今月に入ってから乗組員の感染により国内フェリーや旅客船で運休やダイヤ変更を余儀なくされるケースが相次いでいる。

 

フェリーさんふらわあはコロナにより乗組員の確保が困難になったことから、先月29日から8月1日に大阪/別府航路で、8月5日から8日にかけて神戸/大分航路で一部運休とした。隠岐諸島と本土を結ぶ隠岐汽船は、乗組員の感染と濃厚接触者の発生により14日から22日にかけて「フェリーくにが」を休航し、他のフェリーのダイヤ変更で輸送需要に対応する。沖縄県の安座真港と久高島を結ぶ久高海運は船員のコロナ感染により、14・15日の両日、フェリーを運休した。鹿児島の谷山港と種子島・屋久島を結ぶ鹿商海運は、フェリー「はいびすかす」の乗組員の感染により、同船の乗組員の確保が難しくなり、16~18日の運航を休止している。

 

現在、通常通り運航しているフェリー会社においても、「乗組員の感染はゼロではないが、何とかやっている」との声も出ており、乗組員の感染防止策と運航の継続が当面の課題となっている。

TOPへ戻る
シェアアイコン