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RCL、スペースX社の衛星ネットサービス導入へ

2022.09.01
外国船社

ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)は米スペースX社が提供する衛星インターネットサービス「スターリンク」をグループ全船で導入する。ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)、セレブリティ・クルーズ、シルバーシー・クルーズの全客船で高速インターネットを提供できるようになる。2023年第1四半期末までに全船に導入を完了する計画。

 

スペースXは起業家イーロン・マスク氏が率いる航空宇宙メーカー。クルーズ客船へのスターリンク導入は初めてとなる。RCIの「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」(約15万6000トン・写真)で試験運用したところ、乗客や乗組員から大きな反響があったことから、ただちに全船導入を決めたとしている。

 

RCLのジェイソン・リバティ社長兼CEOは「スターリンクの導入により、船上でのビデオストリーミングやビデオ通話など、より広帯域の通信を可能にし、当社の客船でのインターネット接続は画期的なものとなり、さらに充実したクルーズ体験を提供できる」とした。

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