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韓国、外航クルーズ船受け入れ正常化を発表、10月24日から
2022.10.21
港
20日、韓国の趙承煥(チョ・スンファン)海洋水産大臣は、10月24日から韓国国内の港湾でクルーズ客船による外国人観光客の出入国を可能とすると発表した。韓国政府は2020年2月以降、旅行目的のクルーズ客船の入港を禁止しており、補給目的の停泊のみ許可してきた。昨年5月からは観光客の下船を伴わないクルーズ客船の受け入れを再開。最近になって入国時の検査義務が解除されたことを受けて、今回の決定に至った。
24日以降、韓国に寄港するクルーズ客船の乗員・乗客は、入国前に「Qコード」(韓国の検疫情報事前入力システム)で健康状態を報告する必要がある。発熱などの症状がある場合は下船できず、船内で検疫が必要。レストランなどの屋内空間ではマスク着用が義務付けられる。
海洋水産省は、クルーズ客船の円滑な入港を確保するため、クルーズターミナル、税関、出入国管理事務所、検疫所の整備状況を見直すとしている。
27日から日本のクルーズ事業者や旅行会社を対象にポートセールスを再開する予定。これを皮切りに、近隣諸国向けにクルーズ客船のマーケティング活動を展開するとしている。
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