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フェリーさんふらわあは、大阪⇔別府航路に投入する日本初のLNG燃料新造フェリー「さんふらわあ くれない・むらさき」で新たに導入する新サービスを発表した。

新サービスのひとつとして、乗船手続きを簡素化すべく、QRコードによる「スマートチェックイン」機能を同社で初めて導入する。これは予約時に発行されるQRコードを使い、そのままチェックインでき、客室の鍵としても利用できるというもの。スムーズな乗船ならびに入室を可能にする。

8階船内はスイートのみで構成され、スイート宿泊者専用のラウンジ「カフェラウンジ」を同社で初めて設置する。ラウンジ内では、雑誌・書籍類を充実させ、コーヒーやアイスを無料で提供する。

それぞれ独立した洋室1室と和室1室をつなげて利用できるコネクティングルームを初めて設置するのも特徴。部屋同士は自由に行き来ができ、グループでの利用なども可能にする。

内装は、2018年就航船「さんふらわあ さつま・きりしま」や、客船「にっぽん丸」改装時の内装デザインを手がけた渡辺友之氏(有限会社フラックス・デザイン代表)を起用。和の要素を多く取り入れた内装となる。

■新造船「さんふらわあ くれない」「さんふらわあ むらさき」特設サイト
https://www.ferry-sunflower.co.jp/lp/newship/kurenai_murasaki/

写真は左から3層吹き抜けのアトリウム、展望大浴場（男性）、コネクティングスイート