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日本クルーズ客船、来年1月に客船事業終了へ
2022.11.01
日本船社
日本クルーズ客船が来年1月に客船事業を終了する。運航する「ぱしふぃっく びいなす」(2万6594トン)は12月27日発「びいなすニューイヤークルーズ ~石垣島・沖縄本島・奄美大島~」が最終航となる。神戸帰着は2023年1月4日。同船の今後の動向については明らかにしていない。
運航終了に合わせ、リピーター向け会員クラブ「びいなす倶楽部」は解散する。有効な優待券や利用泊数に応じた泊数割引券は、現在発売中のクルーズまで利用できる。
同社はフェリー物流グループのSHKラインが1989年に設立。1990年に「おりえんとびいなす」を新造し、客船事業を開始した。1998年には「ぱしふぃっく びいなす」を就航させ、以後24年間同船を運航してきた。新型コロナウイルスの影響を受け、2020年3月から断続的に運休。2022年3月に本格的に運航を再開したが、外航クルーズを再開できないまま客船事業に終止符を打つこととなった。
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