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2022年度C.C.認定試験の結果発表、合格率47パーセント

2022.11.07
業界

日本外航客船協会(JOPA)と日本旅行業協会(JATA)とで組織するクルーズアドバイザー認定委員会は、2022年度クルーズ・コンサルタント(C.C.コース)資格認定修了試験を実施、結果を発表した。2022年度の受検者数は372人、合格者数は176人、合格率は47.3パーセントとなった。同試験は2020年度、2021年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止、今回が3年ぶりの実施となった。

 

修了試験は10月17日(月)東京、10月18日(火)大阪、10月19日(水)名古屋、10月21日(金)福岡及び札幌において実施。東京会場が188名(欠席16名)、大阪会場が76名(欠席0名)、名古屋会場が56名(欠席5名)、福岡会場が44名(欠席4名)、札幌会場が8名(欠席0名)が受験した。採点結果に基づき、従来通りの合否基準により判定を行った結果、東京会場においては188名中90名(合格率47.9パーセント)、大阪会場においては76名中42名(合格率55.3パーセント)、名古屋会場においては56名中31名(合格率55.4パーセント)、福岡会場においては44名中10名(合格率22.7パーセント)、札幌会場においては8名中3名(合格率37.5パーセント)が合格した。

 

主な旅行会社別合格者数(2人以上)は、JTBが86人、阪急交通社が35人、日本旅行が8人、クラブツーリズムが6人、名鉄観光サービスが5人、近畿日本ツーリストが4人、東武トップツアーズが4人、JCBトラベルが4人、日本クルーズ客船が3人、郵船トラベルが2人、読売旅行が2人となった。

 

クルーズアドバイザー認定制度は、クルーズ・コンサルタント(C.C.)及びクルーズ・マスター(C.M.)の2段階で構成するステップアップ式の資格認定制度で、主として旅行会社の社員を対象にクルーズのスペシャリストを育成し、クルーズの販売促進、マーケットの拡充に役立てようという目的で2003(平成15)年秋から実施している。今回の修了試験の前には、10月1日~16日まで資格認定研修のWEB講習を実施していた。

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