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国際クルーズ受け入れ再開へ、JICCなどガイドライン発表
2022.11.15
業界
国土交通省は15日、国際クルーズの受け入れを再開すると発表した。外国クルーズ船社が加盟する日本国際クルーズ協議会(JICC)が「国際クルーズ運航のための感染拡大予防ガイドライン」第1版を発表。日本外航客船協会(JOPA)と日本港湾協会も国際クルーズに対応した感染予防対策ガイドライン改訂版(第8版)をそれぞれ発表した。今後は各クルーズ船社が寄港予定の港の関係者と受け入れについて個別に協議し、合意を得たうえで順次、運航を再開することとなる。
国交省関係者は「ガイドラインは策定されたが、きちんと実行されていくことが大切だ。業界団体の求めに応じて助言や情報提供など国として支援していきたい。まずは実績を積み重ねていくことが重要だ」と述べた。
国際クルーズ再開の第1船は12月15日横浜発「にっぽん丸」(商船三井客船、2万2472トン)の「モーリシャスプレシャスクルーズ」となる見込み。外国船受け入れの第1船は、現時点では2023年3月1日清水港「アマデア」(フェニックス・ライゼン、2万9008トン)の予定。その後、3月8日大阪港「ダイヤモンド・プリンセス」(プリンセス・クルーズ、11万5906トン)、同日石垣港「ウエステルダム」(ホーランド・アメリカ・ライン、8万2862トン)などの入港予定がある。
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