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MSCシースケープ、ニューヨークで命名式
2022.12.08
外国船社
MSCクルーズは7日、新造船「MSCシースケープ」(16万9400トン)の命名式をニューヨーク・マンハッタン・ターミナルで開催した。イタリアの女優ソフィア・ローレンが命名、MSCクルーズの創業者兼会長、ジャンルイジ・アポンテ氏の娘アレクサ・アポンテ・ヴァーゴ氏がテープカットを行った。式には主要な旅行代理店、メディア、親会社のMSCグルーブの関係者ら3000人以上が参加した。
MSCシースケープは同社の21隻目の客船。新造船「MSCワールド・エウローパ」(20万5863トン)に続き、わずか1カ月足らずでのお披露目となった。2023年6月には新造船「MSCエウリビア」(18万3500トン、LNG燃料船)が就航予定。
同船は8日、マイアミ起点の東・西カリブ海クルーズに就航するためニューヨークを出港した。2023年4月にはニューヨークを母港にクルーズを展開する。
同船には12種類の客室とスイートを含む2270室のキャビンをはじめ、11のダイニング施設、19のバーとラウンジ、船尾のインフィニティ・プールを含む6つのプール、広大なウォーターフロントのプロムナード、全フリートの中で「最も豪華な」ヨットクラブなどを配置している。1クルーズ当たり98時間のライブエンターテイメントを楽しめるほか、洋上初のアミューズメントマシン「ロボトロン」を体験できる。
ロボトロンはロボットアームに3人乗りのゴンドラを取り付けたもので、海上53メートルの高さから360度海を見渡せるユニークな施設。様々な方向へ移動したり逆さになったりするため、ジェットコースターのようなスリルが味わえるという。
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