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セレブリティ・クルーズは14日、業界初となるメタバースを開設した。「ワンダーバース」と呼ばれるこの3次元仮想空間で、利用者は自身のアバター（分身）を介して船内施設や洋上ライフ、寄港地観光などをバーチャルで楽しめる。

同サイトでは新造船「セレブリティ・ビヨンド」（14万600トン、2022年4月就航）を、最先端のデジタル技術でリアルな3次元空間として再現。アバターで船内を散策できるほか、クルーズの検索や予約が可能。著名インテリアデザイナーのネイト・バーカス氏、米国初の唯一の女性キャプテン、ケイト・マキュー氏、さらに同社のリサ・ルトフ・パーロ社長兼CEOらとのアバター同士によるチャットも体験できる。アラスカ、カリブ、アジアの人気の寄港地も事前に「観光」できる。

「マジックカーペット」と呼ばれる昇降式の海上移動施設では、バーチャルにカクテル・パーティーやディナー、キャプテンとの交流などが楽しめる。ラウンジチェアでくつろいだり、プールに飛び込んだり、バーでドリンクを飲んだりすることも可能だ。ワンダーバースにメールアドレスを登録しアバターを作れば、だれでも最先端のメタパースを体験できる。

サイト　celebritycruises.com/wonderverse