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ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス（NCLH）は15日、リージェント・セブンシーズ・クルーズおよびオセアニア・クルーズの社長交代を発表した。新社長は2023年1月1日付で就任する。リージェントは同社の現最高営業・マーケティング責任者のアンドレア・デマルコ氏が、ジェイソン・モンタギュー社長の後任に、オーシャニアはハワード・シャーマン社長に代わって、同社の現最高営業責任者のフランク・A・デル・リオ氏が昇格する。フランク・A・デル・リオ氏は、NCLHの社長兼CEOのフランク・デル・リオ氏の息子。モンタギュー氏とシャーマン氏はNCLHの特別顧問に就任予定。

NCLHのデル・リオ社長兼CEOは、「経営陣と取締役会はアンドレア氏とフランク氏はそれぞれリージェントとオーシャニアの社長にふさわしいと確信している。現在、両ブランドのセールス＆マーケティングの最高責任者として、二人はジェイソン氏とハワード氏に肩を並べリーダーとしての洞察力、戦略的思考、一流の結果を出す能力を何度も証明してきた。当社が定常業務への移行を完了し、これから成長し業界をリードしていこうと準備をしているこの重要な時期に、彼らが舵を取ることで当社の勢いが増していくことに疑いの余地はない」としている。

アンドレア・デマルコ氏は20年近くにわたり、クルーズ業界で経験を積んできた。2021年9月からリージェントのチーフセールス＆マーケティングオフィサーに就いている。2020年1月から2021年8月までNCLHのIR、企業広報、環境・社会・ガバナンス担当上級副社長を務めていた。入社前はロイヤル・カリビアン・グループでチャーターセールスおよび財務企画を担当した。

フランク・A・デル・リオは、2003年にクルーズ業界でキャリアをスタート。2015年3月から2017年4月までポート・デスティネーションおよびオンボード・レベニュー担当上級副社長に就任。2022年3月からオーシャニアの営業・マーケティング最高責任者を務めている。NCLHがプレステージ・クルーズを買収する以前、同氏はプレステージでポート＆デスティネーション・サービス担当上級副社長、デスティネーション・サービス＆商品開発担当副社長を歴任した。