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ロイヤル・カリビアン・グループ（RCL）は19日、世界各地でクルーズ港の開発を進めるため、ファンド「アイコン・インフラストラクチャー・パートナーズⅥ,L.P.（アイコンⅥ）1に出資、提携していくことを明らかにした。出資比率はアイコンⅥ90％、RCLが10%。RCLは母港、寄港地のクルーズ・ターミナル施設とインフラを開発、所有、管理する。ファンドの投資助言に関する業務は、アイコン・インフラストラクチャーLLP（アイコン）が行う。アイコンは主に北米、欧州のインフラ投資、特に港湾開発に多くの実績がある独立系大手投資グループ。

RCLのジェイソン・リバティ社長兼CEOは「過去数年間、当社は他のどのクルーズ会社よりも多くのデスティネーションを開発してきた。この新たな提携で、当社は資本を抑えた投資フレームを導入し、世界中で戦略的なデスティネーションの開発を加速できる」としている。

この提携対象にはマイアミ港のターミナルAをはじめ、イタリア、スペイン、米領バージニア諸島での複数の開発プロジェクトが含まれており、今後さらに拡大していく方針。アイコンVI は既に2022 年 6 月に資金調達を終了し、50 人以上の投資家が36 億ドルを出資している。