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郵船クルーズは「飛鳥Ⅱ」による2月10日発「オセアニアグランドクルーズ」を中止する。電気関係機器の不具合による。

電気関係機器の不具合については、昨年12月末に発生しており、ニューイヤークルーズにおいても航路変更を発表していた。その後、同社は定期点検にて不具合の原因究明ならびに速力回復のための措置を講じてきた。しかし一定の速力内で運航することの安全性は確認されているものの、現時点では完全な原因特定には至っておらず、速力回復の確証が得られないことが判明した。これにより長期の海外クルーズを催行することは出来ないとの判断に至り、今回の中止を決めたという。

今後の飛鳥Ⅱの運航計画については、現時点では未定とする。当該機器を搬出し海外にて再点検を行い、その結果が2月下旬から3月上旬を目途に判明する予定。それを目途に決定することを見込んでいる。