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リゾート・ワールド・クルーズは21日、台湾が香港、マカオからの渡航制限をすべて解除したことを受け、「リゾート・ワールド・ワン」（7万5338トン）を4月2日から香港／高雄（台湾）を結ぶ3泊〜4泊クルーズに投入すると発表した。いわゆるデュアル・ホームポート方式により香港と高雄を共に母港化することで、両港からの乗下船が可能になる。代金は一人当たり1299香港ドル（165米ドル）から。

同社のタン・スリー・リム会長は、「リゾート・ワールド・クルーズは、ゲンティン・ドリームでシンガポールとクアラルンプール（ポートクラン経由）のデュアル・ホームポートを先駆的に実現し、両地域に観光客増加と経済効果をもたらした。同様に香港と高雄はリゾート・ワールド・ワンの乗客数の増加、現地でのフライ&クルーズやレール&クルーズ、クルーズ前後泊のホテル利用者の拡大により、恩恵を得られるだろう」と述べている。

「リゾート・ワールド・ワン」はかつてスタークルーズの「スーパースター・ヴァーゴ」、ドリーム・クルーズの「エクスプローラー・ドリーム」として就航していた。