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MSCグループの新ラグジュアリーブランド、エクスプローラ・ジャーニーズは6日、シリーズ船6隻の1番船、「エクスプローラ I」（6万3900トン）の上級客室「オーシャンペント・ハウス」と「オーシャン・レジデンス」のデザインを明らかにした。

海側全461室のコンセプトは「ホーム・アット・シー（Home at Sea）」。昨年の「オーシャン・スイート」のプランに続き、今回は2度目の客室デザインの公開となった。同コンセプトは「MSCのオーナー一族が、スイート、ペントハウス、レジデンスのデザインを慎重に吟味し作り上げた」もので、「エレガントなデザインはブランドの特徴であるヨーロッパのDNAを反映した」と説明。「豪華でありながら親密な隠れ家を体験できるよう細心の注意を払っている」という。ペントハウスは43～68平方メートル、レジデンスは70～149平方メートルで、業界最大級の広さとなる。

ペントハウスは4タイプを用意。4人用のプライベート・ダイニングエリアと広いリビングがあり、24時間対応のサービスを提供。レジデンスはリビング、ダイニング、ベッドルームが独立。オーシャン・フロントのパノラマ・テラスには、プライベート屋外ジャクジー、ダイニング・テーブル、デッキチェアを備える。バスルームにはカラカッタ・マッキア・ヴェッキア大理石を使用するなど素材も厳選。レジデンスの専門チームが、オーダーメイドのバトラーサービスを行う。

現在、イタリアのフィンカンティエリ造船所（モンファルコーネ）で建造中の同船は今年7月17日、英国サウサンプトンから処女航海に出発する予定。