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「ダイヤモンド・プリンセス」神戸に入港、同港約3年ぶりの外国客船受け入れ
2023.03.08
港
3月8日午前6時すぎ、神戸ポートターミナルに「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)が入港した。同港にとっては2020年2月16日の「オーシャンドリーム」以降、約3年ぶりの国際クルーズ船の受け入れとなった。
入港にあたり、3年ぶりの国際クルーズ船の受入再開について、神戸市港湾局振興課の瀬沢孝至課長が取材に応じ、以下のように語った。
「神戸港は本日をもって、国際クルーズの受け入れを再開した。運航再開にあたっては、国土交通省が監修したガイドラインに基づき、各船社の安全対悪を確認し、検疫をはじめとする関係機関と連携しながら安心・安全な国際クルーズの再開ができるよう準備を進めてきた。クルーズ船に乗船されるお客様は特に日本の文化や自然に興味のある方が多く、神戸経済への貢献も期待できる。ようやくウォーターフロントの賑わいも戻ってきた。市民の皆様にはクルーズターミナルでの歓送迎イベントに参加いただき、港町神戸らしい景色をお楽しみいただきたい」。
同船の乗客ならびに乗務員はCIQ等の手続きを経て、9時過ぎより順次下船。すべての乗客・乗務員が船内アナウンスに従い、マスクを着用していた。同港にとっては3年ぶりの国際クルーズの再開とあって多くの報道陣が詰めかる中、乗客の一人は「日本に来たいからこのクルーズを選んだ。寺や神社をめぐりたい」と笑顔で語った。
写真は左から神戸に入港するダイヤモンド・プリンセス、船をバックに取材に応じる神戸市港湾局振興課の瀬沢孝至課長、下船し、無料シャトルバスで市内に向かう乗客たち
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