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「セブンシーズエクスプローラー」東京入港、日本人の予約は上向き
14日、東京港国際クルーズターミナルにリージェントセブンシーズクルーズの「セブンシーズエクスプローラー」(5万5254トン)が初入港した。これに伴い、メディアや旅行関係者向けに船内見学会が実施された。船内見学会では同船でもっとも広い412平方メートルある客室「リージェントスイート」や各レストランなどが公開された。同船はラグジュアリーなサービスを誇り、クルーズ船の中でも高いスペースレシオ(※乗客一人当たりの広さを測る指針)を確保。クルーズ代金に寄港地ツアーやアルコールを含むオールインクルーシブ制を採用している。
船内見学会に先立ち、オーストラリアから来日した同社のアジア太平洋地区セールス担当副社長兼ジェネラルマネージャーのリサ・バイル氏があいさつ。「リージェントセブンシーズクルーズは日本をめぐるクルーズに期待しており、今後このクルーズを含めて16回もの東京発着クルーズを予定している。今春の東京発着クルーズはほぼ満船で、秋もかなり埋まっている。乗客には日本人の方も多い。リージェントは寄港地ツアーを含むオールインクルーシブで、一度乗船するとストレスはない。ラグジュアリーなサービスは質の高いものを好む日本人にはぴったりだ」と語った。
リージェントセブンシーズクルーズのゼネラルマネージャーの森田千里氏も「セブンシーズエクスプローラーは5万トンサイズ。それまでラグジュアリー船といえば小型船という傾向があったが、リージェントセブンシーズクルーズは5万トンというサイズの船にした。それにより広々としたスペースを確保し、ラグジュアリー船でも複数のレストランや船内施設を楽しむことを実現した」と同船の特徴を語った。
船内見学会後にはリサ・バイル氏は弊誌のインタビューに応じ、以下のように語った。
「日本人によるリージェントセブンシーズクルーズの予約は上向いている。これまで日本人の予約は比較的直近で、しかも7日間からの短めのクルーズが多かった。それが最近では旅行の300日以上前から予約が入り、しかも14日以上の長めのクルーズに予約が入ることが増えた。日本人の方々がクルーズの良さに気づいたのではないか。さらにリージェントが初めてのクルーズというお客さまも増えた。これまでラグジュアリーなホテルに泊まっていた方が、リージェントに申し込んだのではないだろうか。
エリアは日本発着を含むアジア、次いで地中海が人気だ。コロナ禍以降、フライトが混雑していたり割高だったりして、航空券を取るハードルが上がっている。そんな中、日本発着クルーズは首都圏に住む人には自宅から気軽に参加できるベストな旅の選択肢だと思う。
リージェントセブンシーズクルーズはクルーズ代金に無制限の寄港地ツアーを含んでいて、好きなものを選択できる。また船内に料理教室ができるキッチンがあり、シェフと一緒に魚市場に行って刺身の盛り合わせを作るといった、日本人でも機会の少ない経験ができる。リージェントで旅すると日本を再発見できるのではないか。
リージェントセブンシーズクルーズでは2024年11月にセブンシーズグランデュアーの就航が控えている。また近々には2025年後半から2026年にかけての新しいスケジュールも発表予定だ。3月31日まではキャンペーンも実施しており、ぜひこの機会にリージェントセブンシーズクルーズへの乗船を考えてほしい」。
写真は左から東京港に停泊中のセブンシーズエクスプローラー、船内のアトリウム、アジア太平洋地区セールス担当副社長兼ジェネラルマネージャーのリサ・バイル氏
■リージェントセブンシーズクルーズ公式サイト