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クルーズ会社と旅インフルエンサーをつなぐCRUISE Ismがグランドオープン、イベント開催
クルーズ会社と旅インフルエンサーをつなぐクルーズ旅の情報発信に特化したプラットフォームサイト&メディアコンシェルジュ「CRUISE Ism(クルーズイズム)」がグランドオープンするに当たり、キックオフイベントを開催した。
会場となったクルーズクラブ東京&レディクリスタル船上には、クルーズ会社、販売総代理店、クルーズジャーナリストを中心にクルーズ業界から37名、CRUISE Ismのクルーズアンバサダーと称される旅インフルエンサー約70名のうち37名が出席した。
当日のイベントでは、CRUISE Ismの代表を務める久野健吾氏から、プロジェクトに関するコンセプト概要について以下のスピーチがあった。
「クルーズ旅をもっと広めたい、日本のクルーズ業界を応援したい、クルーズ業界に恩返ししたいと言う一心で、CRUISE Ismを立ち上げた。このプロジェクトは日本のクルーズ顧客層の若年化を目的とし、ターゲットは先入観や既成概念により知らず知らずのうちにクルーズ旅を諦めている方や、クルーズ旅を検索すらしない方々に向けてインフルエンサーマーケティングを応用して情報発信をしリーチして行くことで、潜在的なクルーズ顧客層を掘り起こすことだ。クルーズ会社や販売総代理店にはフリーキャビンや特別レートでのキャビン提供、又は、船内見学会の提供などにより、クルーズイズムの旅インフルエンサーのメンバーへクルーズ旅をもっと身近に感じるための活動に最大限のご協力をいただけると幸いだ。 クルーズ旅の乗船案件に参加したインフルエンサーは経験したクルーズ旅について、各自のSNSで発信し拡散するに留まらず、CRUISE Ismのウェブサイトにクルーズ旅の実体験をブログ記事として執筆することにより、様々な実際に役立つ実用的な情報が半永久的に蓄積されていく。もちろん、SEO対策も継続して行っていく。 また、コンテンツを見てクルーズ旅の問い合わせや相談を希望されるお客さまには、無償で適切なコンサルティングを行い、内容にマッチしたクルーズ会社を紹介し旅行会社を案内する取り組みも行う。 尚、このプロジェクトは昨年末には国から補助金をもらい、ただいま一般社団法人の手続き中で今月中には登録完了する予定だ。
もう一つの大きなコンテンツとして、地方創生を目的とするクルーズ寄港地に特化したPR事業を港と進めている。 その第一弾として来週には香川県高松港と実施する。また今月下旬には、佐賀県唐津港とも実施することが確定している。 その他、石川県の金沢港や兵庫県の神戸港とも前向きな協議が進んでいる」。
さらに日本外航客船協会を代表して、郵船クルーズ 企画マーケティング部 執行役員の髙橋幸男氏、及び、外国船社を代表して、コスタクルーズ日本・韓国営業本部長の小早川隆信氏、クルーズ乗船案件の第一弾としてロイヤルカリビアンインターナショナル 日本総代理店 ミキツーリスト クルーズカンパニー長 百武達也氏などからのスピーチが行われた。 また、CRUISE Ismのメンバーを代表して、クルーズ旅に精通した元横浜ベイスターズの監督で今年1月には野球殿堂入りしたアレックス ラミレス氏から今後のクルーズ旅をPRする意気込みが語られた。
写真は左から久野健吾氏、パーティーの様子、アレックス ラミレス氏