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Dプリンセス、今月20日から大さん橋/ハンマーヘッド着岸へ

2023.04.11

横浜市港湾局は「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン)の着岸場所について、20 日(木)以降、現在の大黒ふ頭から、大さん橋国際客船ターミナルまたは新港ふ頭客船ターミナル(通称・ハンマーヘッド)に変更すると発表した。同船は2013年の初来航以降、大さん橋国際客船ターミナルを利用していたが、国際海事機関の硫黄酸化物規制に対応するためスクラバー(排気処理装置)を搭載することになり、横浜ベイブリッジ下を航行できなくなることから、2020年1月に着岸場所を大黒ふ頭に変更していた。

 

横浜ベイブリッジ下の航行については、すでに海上保安庁とのあいだで調整が完了。同船は潮位に応じてバラスト水(海水を取り込み、船体の重量を増減させること)でエアドラフトを調整する。同船のエアドラフトは54メートル。海上保安庁による横浜ベイブリッジ下の通航基準は桁下(高さ55メートル)とのあいだに2メートル以上の余裕を確保すること、としている。

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