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LNG燃料フェリー第2船「さんふらわあ むらさき」、大阪港に初入港
2023.04.17
フェリー
フェリーさんふらわあが運航し、LNG燃料フェリー第2船となる「さんふらわあ むらさき」(1万7114総トン)が14日、大阪港に初入港した。大阪港湾局は、これを記念して船内で歓迎セレモニーを開催した。
同船は1月13日に就航した日本初のLNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない」の姉妹船。2隻で大阪―別府航路を毎日運航する。親会社の商船三井が船主となり、三菱造船が三菱重工業下関造船所で2隻を建造した。「むらさき」は内装で一部異なるところはあるが、ほぼ同じデザイン。
セレモニーで大阪港湾局の丸山順也局長は、「カーボンニュートラルを進めており、環境に配慮したLNG燃料フェリーの入港を歓迎したい。コロナ禍でフェリー業界は苦しい思いをしたが、少しずつ旅行需要が戻ってきている。多くの人に喜んでもらえる航路となるよう期待し、我々もサポートしていきたい」とあいさつした。
フェリーさんふらわあの赤坂光次郎社長は、「大型新造船2隻で営業開始していく。『さんふらわあ くれない』は就航以来、多くの人に好評だ。大阪・関西万博ではたくさんの人が大阪港を発着することになると思う」など語った。
写真は、1枚目が初入港した「さんふらわあ むらさき」と、左は「さんふらわあ きりしま」(大阪―志布志航路)。2枚目は歓迎セレモニーでの記念撮影。3枚目はウィズペットルーム
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