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NCLHの第1四半期、大幅な増収
2023.05.08
業界
ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)の2023年第1四半期(2023年1月〜3月)決算は、全面的なクルーズ再開を受けて復調を印象付けている。売上高は18億2193ドル(前年同期5億2194ドル)で大幅な増収を果たした一方、純損失は1億5932ドル(同9億8271ドル)まで縮小した。
コロナ禍後のクルーズ需要の急増、ウェーブ・シーズンの好調に後押しされ、稼働率は当初予想を上回る101.5%と順調に改善した。通期の稼働率は2019年を超える103.5%を見込んでいる。NCLHの予約は3月末現在、過去最高の34億ドルで、前四半期に比べ26%、2019年第1四半期比で60%増加。販売単価も上昇している。
NCLHはノルウェージャン・クルーズ・ライン、オーシャニア・クルーズ、リージェント・セブンシーズ・クルーズの3ブランドを運営、30隻を保有している。2028年までに新造船7隻を投入する計画。
(写真/2022年就航のノルウェージャン・プリマ、提供/NCLH)
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