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RCI、来年4月に中国発着クルーズ再開
2023.05.22
外国船社
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は2024年4月から中国発着クルーズを再開する。「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」(16万8670トン)を上海発着の日本寄港クルーズ(4泊〜5泊)に投入するもので、福岡、那覇、長崎、大阪、東京への入港を予定している。12月以降は香港を拠点に基隆(台湾)、石垣島、宮崎、ニャチャン(ベトナム)などを訪れるクルーズを8航海予定している。
RCIは「アンセム・オブ・ザ・シーズ」(16万7800トン)を2024年後半に初めてアジアに投入することも明らかにしており、コロナ後のアジア展開を本格化する。
スペクトラム(ドイツ/マイヤーベルフト建造)は2019年4月に就航したRCIの「クァンタム-ウルトラ」クラスと呼ばれる大型客船で、乗客定員(ツインベース)は4246人、乗組員は1551人。現在、シンガポール発着でペナン、プーケットなどを巡る3泊〜4泊クルーズに就航している。
アンセム(マイヤーベルフト建造)は、2015年4月に就航した「クァンタム」クラスの大型客船で、乗客定員4168人、乗組員1300人。今年前半はサウサンプトン(英国)発着で北欧・地中海、カナリア諸島クルーズに、秋以降はニューヨーク発着のバハマ・クルーズに就航する。
(写真:スペクトラム・オブ・ザ・シーズ 提供:RCI)
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